「世界でも通用する高さ238cm」「9年連続県予選制覇」「原爆投下から80年目の平和への誓い」—。2025年の春高バレーは、数々の驚きの記録と感動的なストーリーに彩られています。
に開幕した第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高バレー)。今回は、過去最多となる出場校数を記録し、さらに日本代表レベルの実力を持つ選手たちの活躍にも期待が集まっています。
🏐 春高バレー2025の見どころ
今年の春高バレーは、東京体育館を舞台にからまで熱戦が繰り広げられます。開会式では、印象的な2つの選手宣誓が行われました。
女子・習志野(千葉)の仲村羽乃花主将は「バレーと本気で向き合ってきた日常、希望と覚悟を胸に、3年間の思いを笑顔と感動という形で表現する」と力強く宣言。
一方、男子・鎮西学院(長崎)の山本澪主将からは、特別な思いが込められた言葉が。「生まれ育った長崎県に原子爆弾が投下されてから今年で80年。当たり前のように平和で過ごせていることに感謝し、正々堂々と全力で戦う」
バレーボールを通じて平和の大切さを訴えかける場面に、会場は大きな拍手に包まれました。
では、この感動的な開幕を飾った大会を、どうすれば観戦できるのでしょうか?
📺 試合日程と放送予定
地上波のフジテレビをはじめ、BS/CS放送、さらにはネット配信でも全試合を楽しむことができます。
- 【地上波】
- フジテレビ(一部関東ローカル)
- 【BS/CS】
- フジテレビONE/TWO/NEXT
- 【ネット配信】
- SPORTS BULL(全試合LIVE配信)
特に注目なのは、スマートフォンでも気軽に観戦できるSPORTS BULLのライブ配信。電車の中や休憩時間にも、お気に入りの試合をチェックできます。
春高バレーの熱戦を楽しむ準備が整ったところで、今年の注目選手たちを見ていきましょう。どんな選手が頂点を目指すのでしょうか?
🌟 世界が注目する注目選手たち
今大会、最も注目を集めているのは、郡山女子大学附属高校の「三本の矢」と呼ばれる3人の選手たち。とりわけ、U18日本代表に選ばれた佐藤にじ選手の存在感は特別です。
チームの頭脳として注目されるのは、キャプテンの八木橋環選手。試合の分析ノートは常に持ち歩き、相手チームの特徴や対策を細かく記録。その周到な準備と冷静な判断で、チームを勝利に導いています。
そして、チームの得点源となっているのが、エースナンバー「7」を背負う石井美空選手。昨年の県大会決勝では36得点を挙げ、チームの9連覇に大きく貢献しました。
ここまで個性豊かな選手たちを見てきましたが、彼女たちのチームを含め、今大会はどんなチームが優勝候補なのでしょうか?
🏆 チーム紹介と優勝候補
今年の春高バレーには、全国47都道府県から選び抜かれた強豪校が集結しています。
- なかでも注目は、9年連続26回目の出場を果たした郡山女子大学附属。U18日本代表の佐藤選手を中心に、チーム一丸となって優勝を目指します。
- 「バレーと本気で向き合ってきた日常」を掲げる習志野(千葉)も、今大会の優勝候補の一つ。仲村主将のリーダーシップのもと、チームの結束力は抜群です。
- 男子では、平和への思いを胸に戦う鎮西学院(長崎)の活躍にも期待が集まります。山本主将の力強い宣誓が、どんなプレーに結びつくのか、注目が集まっています。