、北朝鮮が今年初となるミサイル発射を行いました。
「また発射?」と思った方も多いかもしれません。
でも、私たちの安全に関わる重要な出来事なので、わかりやすく解説していきましょう。
今回のミサイル発射で押さえておきたい基本情報
、北朝鮮の首都・平壌付近から1発のミサイルが発射されました。
このミサイルは、最高で約100kmの高さまで上昇し、約1100km飛行したとされています。
わかりやすく例えると、この1100kmという距離は、東京から福岡までとほぼ同じ距離です。
ミサイルは日本の漁業区域(EEZと呼ばれる海域)の外側に落下したとみられています。
「でも、そもそもEEZって何?」という声が聞こえてきそうですね。
次のセクションで詳しく説明していきましょう。
EEZって何?私たちの安全は大丈夫?
EEZ(排他的経済水域)とは、簡単に言うと「日本が漁業や海底資源の開発ができる海域」のことです。
領海(沿岸から12海里≒22km)の外側にあり、沿岸から200海里(約370km)までの範囲を指します。
今回のミサイルはこのEEZの外側に落下したとみられています。
政府の発表によると、以下の点が確認されています:
- 船舶や航空機への被害は報告されていない
- 海上保安庁が周辺海域の警戒を継続中
- 万が一の事態に備えて24時間体制で監視中
「じゃあ、政府は具体的にどんな対策を取っているの?」という疑問にお答えしていきましょう。
政府の具体的な対応
石破首相は、に以下の3つの重要な指示を出しました:
- 情報収集・分析を徹底し、国民への迅速な情報提供を行うこと
- 航空機や船舶の安全確認を徹底すること
- 不測の事態に備え、万全の態勢を取ること
また、中谷防衛大臣は
国民の生命や財産を守り抜くため、アメリカや韓国とも緊密に連携して対応する
と述べています。
ここで気になるのが、なぜ今回の発射が特に注目されているのか、ということですよね。
今回の発射の特徴と今後の見通し
今回の発射には、いくつかの重要なポイントがあります:
- 1. 2025年最初の発射
- 前回は2024年11月5日(約2ヶ月ぶり)
- 2. 技術の向上
- 石破首相は
打ち上げの頻度が非常に高く、回数を重ねるごとに技術が上がっている
と指摘 - 3. 国際的な対応
- ・日米韓3か国で緊密に連携
・国連安保理決議違反として強く非難
「では、私たち一般市民は何に気をつければいいの?」というのが最後の疑問だと思います。
私たちにできること
政府やメディアが発信する正確な情報に耳を傾けることが大切です。
特に以下の点に注意しましょう:
- 緊急速報(Jアラート)への注意
- 不確かな情報に惑わされない
- 政府や自治体からの指示がある場合は速やかに従う