- なぜ今、亀田製菓が大学生とコラボ?背景と課題
- 開志専門職大学×亀田製菓 新プロジェクトの詳細
- コンビニ限定商品の開発に込められた狙い
- 新商品開発はいつ実現する?今後のスケジュール
- 学生×企業コラボの可能性
えっ、アニメ・マンガ学部の学生が『亀田の柿の種』を作るの!?
そう、その通りなんです。新潟を代表する米菓メーカー・亀田製菓が、地元の開志専門職大学とタッグを組んで、全く新しい挑戦を始めることになりました。
しかも今回は単なる商品開発だけじゃない。若い世代の「こんなお菓子があったらいいな」という声を形にする、新しい試みなんです。
なぜ今、亀田製菓が大学生とコラボ?背景と課題
米菓離れ
って言葉、最近よく聞きませんか?
実は、米菓業界には2つの大きな課題があるんです。
1つは若い世代の米菓離れ。もう1つは原材料費の高騰。この2つの壁に、業界全体が頭を悩ませています。
特に都市部では、若い世代の間で米菓以外のスナック菓子が人気を集めているといわれています。
そんな中で亀田製菓が選んだのは、若者と一緒に新しい価値を作る道。それも、アニメやマンガ、IT、ビジネスを学ぶ学生たちと一緒に。
開志専門職大学×亀田製菓 新プロジェクトの詳細
このプロジェクト、実はかなりユニークな特徴があるんです。
まず注目なのが、参加する学生の多様性。事業創造学部、情報学部、そしてアニメ・マンガ学部という、全く異なる3つの専門分野の学生たち18名が参加します。え?アニメと米菓って関係あるの?
そう思った方も多いはず。でも考えてみてください。今、若い世代の心をつかむには、従来の常識だけじゃダメなんです。
プロジェクトは2つのチームに分かれて進められます:
- 「亀田の柿の種」の若者向け販売施策立案(7名)
- 新しい価値を持つ米菓の商品開発(11名)
各チームには亀田製菓の社員が2名ずつ参加。学生のアイデアを実現可能な形に導いていきます。
コンビニ限定商品の開発に込められた狙い
なんでコンビニ限定なの?
という疑問も多いはず。
実は、若い世代の購買行動を考えると、コンビニは最適な販売チャネルなんです。
夜遅くまで営業している便利さ、気軽に立ち寄れる場所、新商品をチェックしやすい売り場づくり。これらの特徴は、若い世代の生活スタイルにぴったりマッチします。
新商品開発はいつ実現する?今後のスケジュール
気になるスケジュールはこんな感じです:
- :プロジェクト開始
- :中間報告会
- :販売施策立案・実行
- :最終報告会
そして、ここがポイント!
プロジェクト終了後、協力店舗や生産体制が整えば、実際の商品化も検討されているんです。
学生×企業コラボの可能性
このプロジェクト、実は単なる商品開発以上の意味があります。
新潟の伝統産業である米菓。その未来を、次世代を担う若者たちと一緒に考える。それは、地域の未来を考えることにもつながっています。
アニメやマンガの視点から生まれる斬新なアイデア。ITを活用した新しい販売方法。ビジネスの観点からの市場分析。
異なる専門性を持つ学生たちが、それぞれの得意分野を活かしながら、伝統的な米菓に新しい価値を吹き込もうとしています。
開志専門職大学では、在学中に600時間以上の企業内実習を行うことが特徴。今回のプロジェクトも、その実践的な学びの一環として位置づけられています。