米カリフォルニア州ロサンゼルス西部で大規模な山火事が発生し、高級住宅街パシフィックパリセーズを中心に約1000棟が焼失する被害が出ています。
現地在住のYOSHIKI氏も避難を開始しており、事態の深刻さからバイデン大統領が大規模災害宣言を発令する事態となりました。
山火事の発生場所と被害状況
今回の山火事は、にロサンゼルス西部の高級住宅街パシフィックパリセーズで発生しました。
その後、北部近郊のアルタデナやパサデナ周辺にも延焼が広がり、地域に大きな被害をもたらしています。
パシフィックパリセーズは、ロサンゼルスでも特に自然豊かな高級住宅街として知られる地域です。
多くの著名人も居住しており、緑豊かな環境と美しい海岸線で人気のエリアとなっています。
地元消防当局の発表によると、この火災により約1000棟の建物が焼失したとみられています。
被害は住宅地を中心に広がっており、地域社会に大きな影響を及ぼしています。
政府の緊急対応と避難指示
深刻化する事態を受けて、ニューサム州知事は非常事態を宣言。
さらにバイデン大統領も(日本時間)に大規模災害宣言を発令し、連邦政府による本格的な支援が開始されることとなりました。
現地では多くの地域で強制避難命令が出されており、住民たちは安全な場所への避難を余儀なくされています。
特にパシフィックパリセーズ周辺では、予防的な避難も含め、広範囲での避難が行われています。
現地在住者の状況
X JAPANのYOSHIKI氏は、自身のSNSで強制避難命令を受けて避難を開始することを発表。
現地在住の日本人たちにも大きな影響が出ています。
また、ドジャースの本拠地近くでも火災の影響が出ており、球団関係者からも懸念の声が上がっています。
侍ジャパンでも活躍したカージナルスのラーズ・ヌートバー選手はPray for LA
とSNSで投稿し、ドジャースのフレディ・フリーマン選手の妻チェルシー夫人もアルタデナとパサデナのためにも祈ってください
と発信するなど、野球界からも早期鎮火を願う声が相次いでいます。
今後の見通しと対策
現在も消防隊による消火活動が続けられていますが、乾燥した気候と風の影響で、消火活動は困難を極めているとされています。
カリフォルニア州では、気候変動の影響もあり、近年山火事の発生頻度が増加傾向にあると言われています。
避難中の方々や、避難に備える必要がある方々は、以下の点に注意が必要です:
- 避難指示が出た場合は、速やかに指定された避難場所へ移動する
- 貴重品や必要最小限の荷物を事前に用意しておく
- 最新の情報をラジオやSNSで継続的に確認する
- ペットがいる場合は、避難先でのケアも考慮に入れる
- マスクなどで煙の吸入を防ぐ対策を行う