「え?もう閉まってるの?」
会社帰りに投票所へ向かったAさん。でも、シャッターは既に下りていました。実は今回の衆院選で、全国の約4割の投票所が、これまでより早く閉まることになったんです。
でも慌てないでください。新しい便利な投票方法がいろいろ登場しているので、きっとあなたに合った方法が見つかるはずです。!
今回は、投票時間の変更点や、知っておくと便利な新しい投票方法について、分かりやすくご紹介します。。
投票所の時間が変わるの?地域による違いを解説
まず気になるのは「自分の地域はどうなの?」ということですよね。?
実は、地域によって閉まる時間が違います。例えば:
- 午後6時で閉まる(栃木県の全投票所など)
- 午後7時まで(水戸市、つくば市など)
- これまで通り午後8時まで(牛久市、守谷市など)
特徴的なのは:
- 地方ほど早く閉まる傾向
- 都市部は比較的遅くまで開いている
- 同じ県でも市町村によって違う
人口の少ない地域ほど早めに閉まる傾向があるので、特に地方にお住まいの方は要注意です。!
でも、なぜこんな変更が必要になったのでしょうか?
早く閉める理由、実は深刻な事情が…
投票所の時間が短くなった理由は、主に3つあります。
- 立会人さんの高齢化問題
「一日中立ちっぱなしは、高齢の立会人さんには負担が大きい」(北海道のある町内会長さん)
- 運営費用の問題
例えば水戸市の場合、1時間早く閉めることで80〜90万円の経費が節減できるそうです。
- 期日前投票の普及
「夜遅くまで開けていても、最近はほとんど人が来ない」(ある市の選管職員)
特に立会人さんの問題は深刻です。投票所には必ず2人以上の立会人が必要なのですが、なり手が少なくなってきているんです。。
投票できなくなるの?実は便利な新方法があります
投票時間が短くなって心配、という方も多いはず。でも、実は心配ご無用です。。
最近は、こんな便利な方法が増えています:
1. 期日前投票
- 投票日より前に投票できる
- 市役所や区役所で受付
- 朝8時半から夜8時まで
- 土日も使える場所が多い
実際の利用者も増えていて、前回の選挙では35%の人が期日前投票を利用しました。2005年は13%だったので、かなり普及してきているんです。!
さらに便利!新しい投票方法も登場
1. 移動期日前投票所
- バスや車で地域を巡回
- お年寄りや交通の不便な地域の方に人気
- 前回の2.2倍に増加
「選挙は欠かさず投票してきました。でも足が不自由になって…。こうやって来てくれるのは本当にありがたい」(和歌山県の83歳女性)
2. 共通投票所
- 商業施設などに設置
- 買い物のついでに投票できる
- 住んでいる地域以外でもOK
- 前回の3.2倍に設置数が増加