- 広島で記録的な大雨|各地で被害発生
- 高齢者の避難、判断のポイントはここ!
- 川や斜面の近くに住んでいる人が今すぐできる対策
- 災害時の安否確認と情報収集方法
- まとめ:命を守る「5つの準備」と「3つの判断基準」
船を見に行くだけ
―。そう言って出かけた70代の男性が帰らぬ人となったの広島。
たった2時間の判断の遅れが、取り返しのつかない事態を招くことがあります。
私たちの多くは「まさか自分が」と思っているはず。
でも、その「まさか」が実際に起きているんです。
この記事では、命を守るための具体的な判断基準と、今すぐできる対策をお伝えします。
広島で記録的な大雨|各地で被害発生
、広島市を中心とした地域で記録的な大雨が発生しました。
この大雨により、JR山陽新幹線が運転を見合わせ、在来線も広島、山口県の多くの路線が終日運休となりました。
さらに深刻なのが、江田島市での県道36号線の斜面崩落です。
午前11時過ぎからおよそ500メートルの区間が全面通行止めとなり、地域の人々の生活に大きな影響が出ています。
ここまで見てきた通り、大雨による被害は私たちの想像以上に早く、広範囲に広がります。
では、特に注意が必要な高齢者の方は、具体的にどのタイミングで避難を決断すればよいのでしょうか?
高齢者の避難、判断のポイントはここ!
高齢者の方が避難を決断するポイントは、実は3つしかありません。
- 小雨でも、空が急に暗くなってきたと感じたら
- 川の水の色が変わってきたと感じたら
- 近所で誰かが避難を始めたと気づいたら
でも、避難するのは恥ずかしい...
そんな声も聞こえてきそうです。
しかし、今回の事例でも分かる通り、「様子を見に行く」ことすら危険な状況になることがあります。
避難に必要な持ち物は意外と少なくて大丈夫。
- 常備薬
- 携帯電話とモバイルバッテリー
- お薬手帳
- 保険証
- 現金少々
これらをリュックにまとめておけば、いざという時にすぐ持ち出せます。
最近は必要なものがセットになった防災リュックも販売されているので、検討してみるのもいいかもしれません。
このように、避難の判断基準と準備について見てきました。
では、特に川や斜面の近くにお住まいの方は、どんな準備をすればよいのでしょうか?
川や斜面の近くに住んでいる人が今すぐできる対策
まず必要なのが、自宅の位置を知ることです。
ハザードマップで確認してみましょう。
- ハザードマップの見方は簡単です:
- 青い場所→浸水の可能性
- 黄色い場所→土砂災害の可能性
- 赤い場所→特に警戒が必要
自宅がどの場所にあるか、一度確認しておくだけでも、いざという時の判断が変わってきます。
次に大切なのが情報収集の手段です。
停電に備えて、手回しラジオを用意しておくと安心です。
スマートフォンの充電も切れないように、大容量のモバイルバッテリーがあると便利です。
ここまで、具体的な準備について説明してきました。
では最後に、災害時の安否確認と情報収集の方法について見ていきましょう。
家族との連絡方法は決めていますか?
災害時の安否確認と情報収集方法
災害時、携帯電話の回線は混雑してつながりにくくなります。
そんな時に便利なのが、SNSの災害用伝言板です。
家族間で、どのSNSを使うか決めておくと安心です。
情報収集のコツは、複数の手段を持っておくこと。
- スマートフォンのニュースアプリ
- 防災無線
- 手回しラジオ
この3つがあれば、ほとんどの情報をカバーできます。
このように、情報収集と安否確認の方法について見てきました。
最後に、今日お伝えした内容をまとめてみましょう。