『孤独のグルメ』が遂に映画化!
深夜の癒し系グルメドラマとして絶大な人気を誇る『孤独のグルメ』が、ついに映画化されました。
しかも、主演の松重豊さんが監督に挑戦するという新たな展開に。
さらに驚きなのは、松重さんが韓国で「大谷翔平より有名」という衝撃の事実。
なぜ、ドラマから映画へ?そして、なぜ今なのか?
気になる疑問を、最新情報とともにご紹介します。
『孤独のグルメ』が映画化された理由とは?松重豊が監督に挑戦
2012年1月、テレビ東京の深夜枠でひっそりとスタートした『孤独のグルメ』。
当初は「グルメドラマなのに、主人公がひとりで黙々と食べるだけ」という異色の設定に、視聴者も戸惑ったかもしれません。
でも、そのナチュラルな描写と、松重さん演じる井之頭五郎の飾らない「食べっぷり」が多くの共感を呼び、いつしか「深夜の癒し系ドラマ」として確固たる地位を築きました。
そんな人気ドラマが、なぜ今映画化されたのでしょうか?
ドラマと映画版の決定的な違いはここだ!
映画版の特徴は、なんといってもスケールの大きさ。
ドラマではお馴染みの「ふらっと立ち寄った店での食事」という設定はそのままに、物語は日本から韓国へと舞台を広げています。
しかも、今回は『梨泰院クラス』で知られる韓国俳優のユ・ジェミョンさんが出演。
韓国の俳優さんと言葉のコミュニケーションではなく、心の交流ができるシーンを考えていた
と松重さんは語っています。
『タンポポ』へのオマージュが隠された意味
実は今回の映画には、1985年公開の名作『タンポポ』へのオマージュが込められているんです。
オダギリジョーさんが演じるラーメン店「さんせりて」の店主役には、そんな深い意味が。
「タンポポ」といえば、寂れたラーメン店の再建を描いた作品で、日本のラーメンブームの火付け役となり、アメリカでも大ヒット。
松重さんの思い入れの深い作品だったそうです。
なぜ韓国で「大谷翔平以上」の人気なのか
『孤独のグルメ』は韓国でも絶大な人気を誇っています。
韓国では大谷翔平より有名だよと言われて天狗になっている
と松重さんは笑いながら明かしました。
なぜ、こんなにも人気があるのでしょう?
それは、「食」という万国共通の喜びを、誰もが共感できる形で描いているから。
言葉の壁を超えて、心に響く作品だということですね。
オダギリジョーが明かす"重要な役どころ"の真相
「もっと軽い遊び感覚で」と声をかけられたオダギリさん。
しかし実際は「結構大事な役割」だったとか。
監督経験もあるオダギリさんは、松重監督にアドバイスを送ることも。
同業者だからこそ分かるニュアンスがある
と語るオダギリさん。
監督デビュー作に向き合う松重さんの姿に、深い理解を示していました。
豪華キャスト陣が集結!それぞれの役割と見どころ
映画には、内田有紀さん、磯村勇斗さん、村田雄浩さんなど、個性豊かな実力派俳優陣が集結。
それぞれが物語のキーとなる役柄を演じています。
松重さんは
食に関することは気軽に観られる。小難しい感じもないので、たくさんの方に楽しんでもらえたら
と期待を寄せています。