韓国の実力派俳優として知られるソン・ジェリムさんが、39歳という若さで亡くなりました。
2012年の大ヒットドラマ「太陽を抱く月」で一躍注目を集め、その後も数々の話題作に出演。
今年も複数の作品で活躍を見せていただけに、突然の訃報に多くのファンが悲しみの声を上げています。
ソン・ジェリムさんの突然の訃報
ごろ、ソウル市城東区内の自宅でソン・ジェリムさんが亡くなっているのが発見されました。
昼食の約束のため自宅を訪れた友人が発見し、すぐに警察に通報したとのことです。
ソウル城東警察署の発表によると、現場では遺書が見つかっており、他殺を疑わせる状況はなかったとされています。
突然の訃報に、韓国の芸能界やファンたちにも大きな衝撃が走りました。
このように予期せぬ別れとなってしまいましたが、ソン・ジェリムさんが残した15年の演技人生を振り返ってみましょう。
彼の輝かしい足跡は、どのように築かれていったのでしょうか?
15年の輝かしい俳優人生 - デビューから代表作まで
ソン・ジェリムさんの俳優としての道のりは、の映画『女優たち』から始まりました。
デビュー作からその実力を見せ始め、着実にキャリアを重ねていきました。
転機となったのはのドラマ「太陽を抱く月」です。
王の護衛役を演じたこの作品で、その端正な容姿と繊細な演技が注目を集めました。
このドラマは韓国で最高視聴率46.1%を記録する大ヒット作となり、ソン・ジェリムさんの名前も一気に知られるようになりました。
その後も数々のドラマや映画に出演し、演技の幅を広げていきました。
また、バラエティー番組にも出演するなど、多彩な才能を見せていました。
15年の俳優人生を通じて、着実にその実力を磨き続けてきたソン・ジェリムさん。
2024年も第一線で活躍を続けていましたが、その活動の様子を見ていきましょう。
最後まで精力的に活動 - 2024年の出演作品
、ソン・ジェリムさんは精力的に活動を続けていました。
ドラマ「于氏王后」や「血が燃える恋愛」に出演し、変わらぬ演技力を見せていました。
特に注目すべきは、に千秋楽を迎えたミュージカル「ベルサイユのばら」への出演です。
俳優としてだけでなく、歌唱力も含めた総合的な表現者としての新たな一面を見せてくれました。
このように最後まで芸術家として第一線で活躍されていたソン・ジェリムさん。
その突然の別れに際し、遺族は次のような意向を示しています。
葬儀について - 遺族の意向と追悼の形
遺族は聯合ニュースの取材に対し、
「家族だけで葬儀を行いたい」
という意向を示しました。
ソウル聖母病院に祭壇が設けられ、に葬儀が営まれる予定です。