ボクシング界に衝撃が走りました。
1月24日に予定されていた、井上尚弥選手とサム・グッドマンの4団体統一王座戦が、グッドマン選手の再負傷により中止となったのです。
この記事では、試合中止の詳細な経緯から、代替カードの可能性、そして今後の展開まで、皆さんの疑問に答えていきます。
グッドマン再負傷による試合中止の経緯
事の発端は、に遡ります。
当初12月24日に予定されていた試合は、グッドマン選手が練習中に左目上部を負傷したことで、1ヶ月の延期が決定されました。
そして、グッドマン陣営から衝撃の発表がありました。
練習中に同じ箇所を再び負傷し、24時間以内に整形手術が必要な状態とのことです。
オーストラリアメディア「FOX SPORTS」によると、グッドマン選手の負傷により、トレーニングとプロモーションチーム全体が混乱状態に陥っているとのことです。
では、なぜこのような事態に至ったのでしょうか?
次のセクションで詳しく見ていきましょう。
試合中止の具体的な影響と対応
今回の試合中止を受け、主催者側は代替カードでの興行継続を決定しました。
の東京・有明アリーナでの興行は予定通り実施される見込みです。
注目すべきポイントは以下の通りです:
- 井上選手は外国人選手の世界ランカーと対戦する方向
- 「Lemino」での無料生配信は予定通り実施予定
- 開始時刻は午後2時45分から
チケットをお持ちの方にとって気になるのは、払い戻しの対応でしょう。
現時点で詳細は発表されていませんが、主催者からの正式発表を待つ必要がありそうです。
なぜ同じ箇所の負傷が2度発生したのか
ボクシングでは、眉上部の負傷は比較的よく見られる怪我の一つです。
特にスパーリング(実戦形式の練習)中に発生しやすく、一度負傷した箇所は再び裂傷を起こしやすいと言われています。
今回のグッドマン選手の場合、12月の負傷で4針を縫う処置を受けていました。
医学的には、傷跡の完治には通常4-6週間程度必要とされており、今回の再負傷は回復期間との関係で議論を呼んでいます。
ネット上では様々な憶測が飛び交っていますが、グッドマン選手のプロモーターであるノーリミットのマッド・ローズ氏は24時間以内に整形手術が必要な状態
と説明しており、深刻な状況であることが伺えます。
今後の展開と井上尚弥の次戦予定
井上選手(28戦28勝25KO)にとって、今回の事態は年間スケジュールの見直しを迫られる事態となりました。
しかし、代替カードの実施により、ファンの期待に応える機会は維持されることとなります。
代替選手については、以下の条件を満たす選手が候補として挙がっているとされます:
- 世界スーパーバンタム級のランカー
- 即座に試合に対応できるコンディション
- 日本での試合に必要な諸手続きが可能な状態
世界戦における代替選手(リザーバー)システムは、このような不測の事態に備えるための重要な仕組みの一つです。
過去にも同様のケースで代替カードが組まれ、むしろ好カードとなった例も少なくありません。