みなさん、スマホに突然「南海トラフ地震臨時情報」って表示されたら、どうしますか?🤔
夜、日向灘でM6.9の地震が発生し、多くの人のスマートフォンに「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」が届きました。
実は、この情報には私たちの命を守るための重要なメッセージが込められているんです。
そもそも南海トラフ地震臨時情報って何?
南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された時に、気象庁から発表される特別な情報です。
簡単に言うと、「大きな地震が起きる可能性が、普段より高くなっているかも!」というお知らせなんです。
なぜ今、この情報が必要なの?
南海トラフ地震って、実は「半分こわれ、半分残る」という特徴があるんです。
例えば、和歌山県沖で大地震が起きた後、しばらくしてから高知県沖でも大地震が起きる、というようなパターンがあるんです。
そんな特徴があるから、「一つ目の地震が起きたら、次の地震に備えよう!」という考えで作られたのが、この臨時情報なんです。
どんな時に発表されるの?
大きく分けて3つのケースがあります:
- M6.8以上の大きな地震が起きた時
- 地面の動きを観測する特殊な装置(ひずみ計)で異常を見つけた時
- その他の異常な現象を観測した時
4つのキーワードの意味と発表の流れ
「調査中」ってどんな意味?
異常が見つかってから5~30分以内に、まず「調査中」という情報が出ます。
これは「何か変なことが起きたから、専門家が調べてるよ!」というお知らせです。
「巨大地震警戒」と「巨大地震注意」の違い
- 「巨大地震警戒」とは:
- M8.0以上の超巨大地震が起きた時に発表。
「1週間は特に警戒が必要!」というメッセージです。 - 「巨大地震注意」とは:
- M7.0以上M8.0未満の地震や、地面がゆっくり動くような現象が見つかった時に発表。
「しばらく注意が必要だよ」という意味です。
情報発表から解除までの流れ
最短で2時間程度で、専門家による評価結果が発表されます。
その後、状況に応じて1週間から2週間程度の警戒・注意期間が続きます。
臨時情報が発表されたらどうする?
スマートフォンでの情報確認方法
- 気象庁アプリ
- 防災アプリ
- 緊急速報メール
特に大事なのは、日頃から情報を受け取れる準備をしておくことです!
キーワード別の具体的な行動指針
「巨大地震警戒」が出たら:
- 津波の危険がある地域の人は1週間避難
- 避難所や避難経路の確認
- 非常用持ち出し袋の準備確認
「巨大地震注意」が出たら:
- 避難場所の確認
- 家具の固定チェック
- 普段の備えの見直し
みんなが気になる疑問に答えます
突然の発表でも大丈夫?
臨時情報が出なくても地震は起きることがあります。
だからこそ、普段からの備えが大切なんです。
平常時と比べてどのくらい危険なの?
世界中の過去の事例を調べると、M7.0以上の地震の後に大地震が起きる確率は、普段の数倍になると言われています。
ただし、必ず起きるわけではありません。
会社や学校では?
職場や学校での対応方針を、前もって確認しておくことがおすすめです。
遠距離通勤・通学している人は、帰宅経路の確認も大切です。