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【最新2024】日本一危険な動物園「ノースサファリサッポロ」存続危機|150種の動物の行方は

 

「トラの檻の中に入って餌やり体験ができる」

「ワニの目の前でBBQを楽しめる」

そんな驚きの体験ができる「日本一危険な動物園」として知られる北海道の人気スポット、ノースサファリサッポロ。

最近、このユニークな動物園が重大な岐路に立たされているって知っていますか?

今回は、多くの人が気になっているこの動物園の現状と、そこで暮らす動物たちの今後について、詳しく見ていきたいと思います。


 

ノースサファリサッポロ 外観

ノースサファリサッポロ 外観


 

日本一危険な動物園とは

なぜ「日本一危険」と呼ばれているの?

テレビのバラエティー番組や旅行情報誌でもよく取り上げられている「日本一危険な動物園」。

この名前の由来は、なんといってもトラの檻の中に入って餌やりができるという、他では考えられないような体験ができることなんです。

 

ノースサファリサッポロ トラ

ノースサファリサッポロ トラ



 



 

札幌市の中心部から南西に約20キロ。

山間部に位置するこの動物園は、2005年7月のオープン以来、動物との距離の近さを売りにしてきました。

宿泊施設も備えており、最近では「アザラシと一緒に宿泊する」という企画も実施していたそうです。


話題となっている問題の経緯

実は、このユニークな動物園には大きな問題が隠されていました。

新しい建物を建てる際に市役所の許可が必要な特別な地域(市街化調整区域)に園の敷地があるんです。

でも、運営会社は開園前の2004年10月から、この許可を得ないまま建物を建て始めてしまいました。

その後も施設を次々と拡張し、なんと建物の数は150棟にまで増えていったそうです。


 


 

最近では、「アザラシと一緒に宿泊する」企画について、SNSで大きな議論が巻き起こりました。

「動物に過度なストレスを与える虐待行為ではないか」という声が多く上がり、札幌市には500件以上もの苦情が寄せられたとのこと。

このことがきっかけで、オンライン上では署名活動も始まりました。




 

行政と園側の主張の食い違い

このような状況を受けて、札幌市は園内のすべての建物の撤去を命じる「除却命令」(建物を取り壊すように命じること)を検討することになりました。

これは、全国でも初めてのケースだと言われています。

一方、運営会社は「動物取扱業・宿泊業・飲食業に必要な許可は全て取得している」と主張。

また、建物の問題についても「専門のコンサルタントを交えて改善計画を協議している」と説明しています。


気になる動物たちの行方

もし動物園が閉鎖されることになった場合、最も心配なのは150種もの動物たちの行き場所です。

過去には、秋田県のクマ牧場や千葉県の水族館で、新しい住処が見つからず、悲しい結末を迎えてしまった動物たちもいました。

専門家によると、動物園が閉鎖される場合、動物たちの新しい住処を探すのは運営会社の責任だそうです。

でも、これはとても難しい課題。多くの動物を一度に受け入れられる施設を見つけるのは、簡単なことではないんです。


まとめ:今後の展開と注目点

この問題は、まだ最終的な結論が出ていません。札幌市と運営会社の間で話し合いが続いているところです。

大切なのは、ここで暮らす動物たちの幸せな未来。

私たちにできることは、この問題の行方を見守りながら、動物たちのことを真剣に考え続けることかもしれません。

あなたは、動物との触れ合い方について、どう思いますか?

動物たちの幸せと、私たち人間の楽しみ。この難しいバランスについて、一緒に考えていければと思います。