田中将大が法的措置検討を表明「事実ではないことが事実として扱われる」楽天パワハラ問題の真相

田中将大投手が法的措置を検討。
安楽智大投手のその後とは

田中将大マー君ラボ 2024

事実ではないことが、黙っていれば事実として扱われる

12月8日、田中将大投手が都内での野球教室後、重要な発言を行いました。

昨年の楽天でのパワハラ問題に関する報道について、法的措置を検討する可能性を示唆したのです。

田中将大が法的措置を検討ー事実と異なる報道への対応へ

最近、パワハラ問題への田中将大投手の関与を指摘する報道が増えているといいます。

これに対して田中投手は全然事実じゃないことと強く否定しました。

弁護士先生の方々に相談して、それなりの手段をとろうと思っていますと、法的措置も視野に入れた対応を検討していることを明らかにしました。

この日、田中投手はマー君ラボ2024という野球教室を開催しました。

中学3年生の投手たちに熱心な指導を行っていました。

そんな中での重要な発言だったのです。

このように、田中投手は事実と異なる報道に対して、明確な態度を示しました。

では、そもそもこの問題の発端となった楽天でのパワハラ問題とは、どのようなものだったのでしょうか？

昨年11月、楽天で安楽智大投手によるパワハラ問題が発覚しました。

球団は徹底的な調査を実施しました。

全選手、監督、コーチ、スタッフなど、実に137人もの関係者にアンケートを行いました。

その結果、森井誠之球団社長は安楽選手以外、他の選手の事象は出てきていないと明確に発表しました。

憶測による記事、それに対するコメントはぜひともお控え願いたいと、根拠のない報道を戒める発言もしています。

このように、球団の公式調査では、問題は安楽投手に限定されていたことが明らかになっています。

では、当事者の安楽投手は、その後どのような道を歩んでいるのでしょうか？

安楽投手は今季、メキシコシティー・レッドデビルズで新たなスタートを切りました。

中継ぎ、抑えとして活躍し、チームのリーグ優勝に貢献しました。

さらには胴上げ投手という栄誉も手にしています。

昨オフ、楽天の森井球団社長は安楽投手について今後、彼の行動を踏まえ、面倒を見るといったらいいのか、所属した選手ですので、しっかりと見てあげたいと語っていました。

このように、安楽投手は着実に実績を積み重ねています。

では、田中将大投手の今後はどうなるのでしょうか？

田中投手は12月2日に自由契約選手として公示されました。

移籍先については特に言えることはないとしながらも、とにかく自分のレベルアップのため、引き続きしっかりトレーニングしていくと前を向いた発言をしています。

楽天との再契約の可能性についてはそれがあるならこういうことになっていない。悩んで悩んで、考えて考えて出した答えと否定的な見解を示しました。