- 朝ドラ『ばけばけ』新ヒロインに21歳の実力派
- 10年の芸歴が物語る演技力の軌跡
- マンガ実写化からR指定作品まで:驚きの演技の幅
- 『ばけばけ』が描く小泉八雲と妻の物語
- 2892人から選ばれた理由とは
- 今後の活躍が期待される注目作品
、NHK大阪放送局。
異例の生中継で発表された2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン。
選ばれたのは、たった21歳の若手女優・高石あかりでした。
「え?この子が朝ドラヒロイン?」
でも、ちょっと待って!この第一印象が、実はとんでもない誤解だったんです。
朝ドラ『ばけばけ』新ヒロインに21歳の実力派
高石あかりさん、実は芸歴なんと10年以上のベテラン女優なんです。
『鬼滅の刃』の実写版で禰豆子を演じたかと思えば、なんとR指定の作品まで。
その演技の幅広さに、業界からも太鼓判を押されているんです。
今回の朝ドラヒロイン発表、実はすごく珍しいことがありました。
なんと会見の模様が生中継されたんです!
これって朝ドラの歴史でも珍しいこと。
それだけ注目の人材だったってことですね。
では、なぜそこまで期待されているの?
その謎を解いていきましょう。
10年の芸歴が物語る演技力の軌跡
宮崎県出身の高石さん、生まれの21歳。
でも、その若さからは想像できない演技力の持ち主なんです。
実は2023年、TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞しているんです。
この賞、若手の登竜門として有名。
歴代受賞者には、今や売れっ子女優として活躍している人たちがズラリ。
代表作と言えば『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ。
殺し屋役なのに、どこか憎めない魅力を引き出した演技が大絶賛されました。
映画3作に加えて、今はドラマ版もテレビ東京で放送中。
マンガ実写化からR指定作品まで:驚きの演技の幅
実は高石さん、マンガやアニメの実写化作品で、すごい評価を得ているんです。
特に注目なのが、舞台『鬼滅の刃』での禰豆子役。
竹をくわえたまま演技するという超難しい役なのに、原作から飛び出してきたみたい!
って絶賛の嵐でした。
さらにビックリなのが、今年の映画『わたしの幸せな結婚』での悪役。
主人公を苦しめる意地悪な妹を演じたんですが、憎たらしいのに、どこか切ない
という難しい演技で観客の心を掴みました。
そして、ちょっと意外かもしれませんが、R15+指定の『セフレの品格』にも出演。
虐待を受けた未成年の少女役で、監督からもこの人すごい!
って太鼓判をもらったんです。
『ばけばけ』が描く小泉八雲と妻の物語
『ばけばけ』は、明治時代の松江が舞台。
実在した文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、その妻・セツさんの物語なんです。
高石さんが演じる松野トキ(セツさんがモデル)は、没落士族の娘。
貧しい生活の中、外国人教師の家で住み込み女中として働くことになります。
面白いのは、トキもその外国人教師も、なんと怪談好き!
言葉も文化も違う二人が、怪談を通じて心を通わせていく…
そんなちょっと変わった物語なんです。
2892人から選ばれた理由とは
驚きの数字があります。
今回のオーディション、なんと2892人が応募したんです!
これ、朝ドラ史上3番目に多い数字なんです。
髙石さんの最終オーディションを見たとき、自分が明治時代の松江にいてハーンさんとの会話を覗き見ているような感覚に陥りました
と脚本家のふじきみつ彦さんが語っています。
カメラの前に現れた髙石さんを見て、私たちが探していた『松野トキ』がそこにいる!と感じました
と制作統括の橋爪國臣さんも太鼓判を押しています。
今後の活躍が期待される注目作品
実は高石さん、朝ドラ出演前にも、すでにいくつもの注目作品が控えているんです。
- 『スマホを落としただけなのに 〜最終章〜』
- 『私にふさわしいホテル』
- 『遺書、公開。』
さらに、現在放送中のドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』でも主演を務めています。
朝ドラ出演が決まる前から、これだけの活躍ぶり。
これはもう、次世代を担う女優さんの誕生と言っていいかもしれませんね。