- フジテレビで何が起きているの?視聴者が気づいた3つの変化
- なぜACの公共広告が急に減ったの?元アナウンサーが解説
- テレビ局の収入はどうなる?200億円減収の衝撃
- 現場スタッフは必死の努力!番組が長くなった理由
- 今後はどうなる?3月末までの見通しと課題
「同じCMばかり…」
「なんだか番組が長くなった?」
最近のフジテレビを見ていて、こんな違和感を感じた人は多いのではないでしょうか。
実は、番組の裏側では大きな変化が起きていました。
元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんが、その驚きの真相を明かしています。
今回は、テレビ局の裏側で起きている出来事について、中学生でも分かるように解説していきますね。
フジテレビで何が起きているの?視聴者が気づいた3つの変化
まず、最近のフジテレビで起きている変化を具体的に見ていきましょう。
朝の人気番組「めざましどようび」で起きた変化:
・1月25日:67本 の公共広告
・2月1日:7本 まで激減
なんと90%近い減少です!
特に朝7時台では、大きな変化が起きました:
・2月1日:6本中1本だけに
・CM時間:6分30秒 → 3分に短縮
その代わりに増えたのが、フジテレビ自身の番組宣伝。
ドラマやバラエティー番組の予告CMがたくさん流れるようになったんです。
なぜACの公共広告が急に減ったの?元アナウンサーが解説
ではなぜ、こんな大きな変化が起きたのでしょうか?
元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんが、その理由を詳しく解説しています。
・CMを出している企業が問題を起こしたとき
・企業が「自社CMを控えたい」と判断したとき
・一時的な対応として使用される
しかし今回は状況が違いました。
そこでフジテレビは「申し訳ない」という判断から、CM料金を企業に返還することを決めたそうです。
テレビ局の収入はどうなる?200億円減収の衝撃
ここで気になるのが、お金の問題です。
広告収入が200億円以上も減少の可能性
テレビ局にとって、企業からのCM収入は、私たちでいう「お給料」のようなもの。
その「お給料」が大幅に減ってしまう状況なんです。
特に心配なのは、フジテレビで働く社員の皆さんへの影響。
笠井さんは「多くの社員は全く悪くないのに、夏のボーナスは出るのだろうかという大変悲惨な状況」
と心配しています。
現場スタッフは必死の努力!番組が長くなった理由
そんな中でも、現場のスタッフは視聴者のために必死に頑張っています。
・番組本編を延長
・過去のVTRを効果的に活用
・編集作業の大幅な見直し
バラエティー番組のスタッフは「過去のVTRを差し込んだり、編集作業が大変」
と語っています。
でも「いつかスポンサーに戻ってきてもらうためにも、番組の質は落とせない」
と、懸命に努力を続けているそうです。
今後はどうなる?3月末までの見通しと課題
では、この状況はいつまで続くのでしょうか?
・3月末:第三者委員会の結論発表予定
・それまでは大きな変化は期待できない見込み
笠井さんは「このままでは3月末まで何も変化は起きないように感じます」
としながらも、「さらなる改革が必要ではないか」
と指摘しています。