- 1. 2024年の流行語から見える日本の今
- 2. お金にまつわる言葉が急増!その背景とは
- 3. スポーツ界の新記録と感動の言葉
- 4. SNSで広がる新しい表現と危険な言葉
- 5. 社会の変化を映す注目ワード
- まとめ:2024年を映す30の言葉
今年も新語・流行語大賞のノミネート30語が発表されました。
「50-50って何?」「ホワイト案件って危ないの?」「新NISAってどうなの?」...気になる言葉がたくさんありますよね。
今回のノミネート語を見てみると、2024年ならではの特徴が浮かび上がってきます。
特に目立つのが「お金」にまつわる言葉の多さ。
でも、スポーツでの感動的な言葉や、SNSで生まれた新しい表現まで、私たちの暮らしの変化を映し出す言葉がズラリと並びました。
1. 2024年の流行語から見える日本の今
「今年の言葉、なんかいつもと違う?」
そう感じた人も多いはず。
実は今年のノミネート語には、大きな特徴があります。
選考委員会も
お金にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年
と分析しているんです。
でも、暗い話題だけじゃありません。
大谷翔平選手の歴史的記録「50-50」や、パリ五輪での感動的な言葉も。
まさに、2024年の喜怒哀楽が詰まっているんです。
2. お金にまつわる言葉が急増!その背景とは
今年は特に「お金」に関する言葉が目立ちます。
「裏金問題」「新NISA」「新紙幣」...。
これらの言葉が選ばれた背景には、私たちの暮らしに直結する重要な出来事が隠れています。
裏金問題
政治とお金の問題は、残念ながら2024年の大きなニュースとなりました。
政治資金規正法違反の疑いが指摘され、国会でも大きな議論を呼んでいます。
新NISA
2024年1月からスタートした新しい投資制度。
「貯金から投資へ」という流れの中で注目を集めています。
非課税投資枠が拡大され、多くの人が関心を持っているようです。
新紙幣
20年ぶりの新紙幣発行。
偽造防止技術の向上や、ユニバーサルデザインの採用が特徴です。
キャッシュレス時代の新紙幣に、期待と戸惑いが入り混じっているようです。
3. スポーツ界の新記録と感動の言葉
2024年のスポーツ界では、歴史に残る記録と心に響く言葉が生まれました。
50-50(フィフティ・フィフティ)
大谷翔平選手が達成した史上初の記録です。
シーズン50本塁打と50盗塁を同時に達成するという、野球の歴史上誰も成し遂げたことのない偉業。
これまでの40本塁打・40盗塁(40-40)という記録をさらに上回る、まさに歴史的な快挙となりました。
初老ジャパン
パリ五輪での意外な快挙から生まれた言葉です。
総合馬術団体で92年ぶりの銅メダルを獲得したチームの平均年齢が41.5歳。
選手たち自身がユーモアを込めて名付けた言葉が話題を呼びました。
名言が残せなかった
パリ五輪・陸上女子やり投げで、北口榛花選手が金メダル獲得後に残した謙虚な言葉。
20年ぶりの金メダルという快挙を達成しながら、こんな言葉を選んだことに、多くの人が心を打たれました。
4. SNSで広がる新しい表現と危険な言葉
2024年は、SNSを通じて新しい表現が生まれた一方で、要注意な言葉も登場しました。
BeReal(ビリール)
「本当の自分」を共有する新しいSNS。
毎日ランダムな時刻に、2分以内に写真を投稿するというルールが特徴です。
加工なしの「素」の写真を共有することで、SNSの新しい楽しみ方を提案しています。
猫ミーム
TikTokで大流行した動画形式。
「飛び跳ねる猫」の動画に「マイ・ハッピー・ソング」を組み合わせた作品から始まり、様々なバリエーションが生まれました。
ホワイト案件(要注意!)
SNSで「簡単に稼げる」「安全な仕事」として紹介される案件。
しかし、実際は犯罪に巻き込まれるリスクがあるため、要注意です。
安易に応募せず、必ず内容を確認することが大切です。
5. 社会の変化を映す注目ワード
カスハラ
カスタマー・ハラスメントの略。
お客様からの理不尽なクレームや嫌がらせを指します。
接客業で働く人たちの労働環境改善のため、社会的な課題として認識されるようになってきました。
マイナ保険証一本化
12月からの健康保険証の原則廃止に向けて話題となった言葉。
この変更に対する期待と不安が入り混じり、社会の大きな関心を集めています。
令和の米騒動
2024年夏、全国的なコメの品薄状態を指す言葉。
スーパーからコメが一時的に消えるなど、私たちの食生活にも影響を与えました。