【筑波大学×悠仁さま】トンボ研究から国際学会まで！18歳皇族が切り開く新時代の研究者への道

筑波大学キャンパス

「トンボを追いかける皇族がいる―」

赤坂御用地の緑豊かな自然の中で、幼い頃から昆虫たちと向き合ってきた悠仁さま。

その純粋な探究心が、このたび筑波大学への道を切り開きました。

2024年12月11日、悠仁さまの筑波大学生命環境学群生物学類への合格が発表されました。

悠仁さまの筑波大学合格 - 自然科学への思いが実を結ぶ

筑波大学の推薦入試に合格された悠仁さま。書類審査、小論文試験、個人面接という入試過程を経て、見事合格を勝ち取られました。

高校3年生として、これまで続けてこられた研究活動が実を結んだ瞬間でした。

現在、筑波大学付属高校に通われている悠仁さまは、9月に18歳の成年を迎えられました。

「今は最終の学年として、進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたい」

という思いを述べられています。

このように、悠仁さまは着実に自身の進路を切り開いてこられました。

では、なぜ生物学の道を選ばれたのでしょうか？

その答えは、幼少期にまで遡ります。

悠仁さまと自然科学の出会いは、お住まいのある赤坂御用地での日々にありました。

広大な自然に囲まれた環境で、特にトンボをはじめとする昆虫たちとの出会いが、その後の研究活動の原点となりました。

単なる昆虫採集にとどまらず、悠仁さまは特にトンボの生息環境に注目し、調査研究を続けてこられました。

この地道な活動が、より専門的な学びへの興味につながっていったのです。

このように、身近な自然との触れ合いが、科学的な探究心を育んでいきました。

その延長線上に、筑波大学での学びがあったのです。

では、なぜ筑波大学だったのでしょうか？

筑波大学の生命環境学群生物学類は、自然誌を専門的に学べる数少ない学部の一つです。

宮内庁幹部によると、悠仁さまは「自然誌」を学ぶことができる大学を目指して受験勉強に励まれていたとのことです。

生物学類では、フィールドワークを重視した実践的な研究が可能です。

これは、悠仁さまがこれまで続けてこられたトンボの生息環境の研究をさらに深めていくのに最適な環境といえるでしょう。

研究環境の充実ぶりは、悠仁さまの意思決定に大きな影響を与えたと考えられます。

では、この選択は皇族の教育においてどのような意味を持つのでしょうか？

悠仁さまは、戦後の皇族として初めて、小学校から高校まで学習院以外の学校で学ばれてきました。

この選択は、個人の興味や才能を伸ばす教育を重視する現代的な考え方を反映しています。

秋篠宮さまは、去年11月の記者会見で

「大学に行くという時に、本人が何をしたいかということがやはり1番大事」

と述べられ、子どもの主体性を重視する姿勢を示されています。

このように、教育選択における新しい形が示されました。

その中で、悠仁さまはどのように研究者としての一歩を進めていったのでしょうか？

2024年8月、悠仁さまは京都市で開催された世界最大規模の学術会議「国際昆虫学会議」に参加されました。

ここで国内外の研究者と交流を深められたことは、研究者としての大きな一歩となりました。

高校生活と並行して続けられたトンボの生息環境の研究は、着実に実を結んでいきました。

この経験は、大学での研究活動にも大きく活かされることでしょう。

悠仁さまの研究への情熱は、確実に次のステージへと向かっています。

では、筑波大学ではどのような学びが待っているのでしょうか？

2024年4月から始まる筑波大学での生活。

ここでは、より専門的な知識と研究手法を学ばれることになります。

生命環境学群での学びは、これまでの研究をさらに深化させる機会となるでしょう。

紀子さまは、今年9月の誕生日にあたっての文書回答で

「長男が好きなこと、学びたいことに取り組み、自分の興味を大事に持ち続けてほしい」

と願いを述べられています。