今夜23時、VTuber界で最も愛される年末恒例企画が始まります。
「刀ピークリスマス2024」――。
にじさんじの剣持刀也とピーナッツくんによる、この特別な配信は今年で7回目。
は同時に20万人以上が視聴し、毎年披露される「刀ピークリスマスのテーマ」は音楽シーンでも大きな話題を呼んでいます。
なぜ、この配信は多くの人々を魅了し続けているのでしょうか?
刀ピークリスマスって何?7年間の歴史を振り返る
に始まったこの企画。当時のサブタイトルは「お前が、プレゼント。」でした。
それから7年。毎年クリスマスの夜に行われるこの配信は、VTuber界隈の冬の風物詩として定着しています。
時代を映す7つのサブタイトル
毎年のサブタイトルを見ていくと、その時代背景が垣間見えます:
- 「お前が、プレゼント。」
- 「なぁ、寒くねぇか?」
- 「『密』って・・・なんだっけ」
- 「不確かなこと、お前の気持ち」
- 「新時代、一緒につくろ」
- 「ぼくたちはどう生きるか」
- 「何度でも立ち上がる」
特に2020年のサブタイトルからは、コロナ禍という時代を反映した言葉選びが印象的です。
2023年は、その年の話題作『君たちはどう生きるか』を彷彿とさせるタイトルでした。
でも、面白いことに、サムネイルの剣持刀也の表情は2018年から一切変わっていないんです。これって、すごくないですか?
このように、時代とともに変化しながらも、変わらない要素を大切にしてきた「刀ピー」。でも、それ以上に驚くべき記録があるんです。
みなさんは、この配信から生まれた楽曲がどれだけ大きな影響を与えたか、知っていますか?
社会現象になった「刀ピークリスマスのテーマ」
毎年、ピーナッツくんが剣持刀也への想いを込めて作る楽曲「刀ピークリスマスのテーマ」。
特に2022年の「刀ピーoverdose」は驚異的な記録を残しました。
なんと投稿からたった41日で1000万回再生を突破。
本田翼さんやモーニング娘。
までもがダンス動画を投稿したことで話題になりました。
この大ヒットを受けて、2023年のテーマソングへの期待は一層高まりました。
結果、最大同時接続数20万人を超える中で披露された楽曲は、これまでにない「好きだよ」という素直な思いを歌詞に込めた作品に。
こちらも1600万回以上再生されるという記録を残しています。
ここまで見てきた「刀ピー」の驚異的な記録の裏には、実は3つの秘密があったんです。
気になりませんか?なぜ、毎年これほどの人気を集められるのか?
毎年大きな話題になる3つの理由
1. 変わらない関係性と進化する表現
毎年の配信では、ピーナッツくんが情熱的なアプローチを送り、それを剣持が受け流すという"お約束"が守られています。
でも、その表現方法は年々進化。
例えば、手作りの指輪をプレゼントしたり、新しい形で想いを伝えたり。
この「変わらないもの」と「変わっていくもの」のバランスが、多くのファンを魅了しているんです。
2. 時代を反映したサブタイトル
先ほど見た通り、その年の出来事や話題を巧みに取り入れたサブタイトル。これによって、単なるコラボ配信以上の深い意味を持たせることに成功しています。
3. 高品質な楽曲制作
ヒップホップが好きだというピーナッツくんが作り出す楽曲のクオリティの高さ。
毎年、想いの深さと音楽性の両方で進化を続けているんです。