M-1王者も関与?広がるオンラインカジノ問題の実態
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その頂点からわずか2ヶ月、警視庁による任意の事情聴取を受けていることが明らかになりました。
なぜなら、日本国内での利用者は推計300万人とも言われているからです。
芸能人がはまった"合法風"オンラインカジノとは
「え?オンラインカジノって違法なの?」
そう思った人、実は多いはず。
特に今回の報道では、高比良さんが「グレーだと思っていた」と説明したとされています。
では、なぜこんなに多くの人が利用してしまうのでしょうか?
その秘密は、巧妙な宣伝方法にあります。
「海外で認められた合法なサービス」
「ライセンス取得済み」
といった、一見信頼できそうな言葉で宣伝されているんです。
スマートフォンがあれば、時間や場所を選ばずに利用できる手軽さも、多くの人を引き込む理由の一つ。
パチンコ店に行く必要もなく、誰にも見られることなく楽しめる...そう思って始める人が多いようです。
なぜ違法なのに300万人が利用?その手口を解説
では、なぜこれが違法なのでしょうか?
答えはシンプル。日本では賭博(お金を賭けて勝負するゲーム)は原則として違法だからです。
吉本興業所属のタレント10人弱が警視庁から任意で事情聴取(警察による任意の聞き取り調査)を受けたという今回の件。
中には関与を認めながらも「違法性の認識がなかった」と説明している人もいるそうです。
「グレー」という認識が招く悲劇
実際の被害者が語る借金地獄。関西在住の34歳男性は、たった4年間の利用で借金が1000万円を超えてしまったといいます。
「違法とは思わなかった」
そう語る彼が始めたきっかけは、インターネットのバナー広告でした。
最初は「ちょっと試してみよう」という軽い気持ちだったそう。でも、スマートフォンからいつでもできる手軽さが、どんどん深みにはまるきっかけになってしまったと振り返ります。
には、オンラインカジノ関連の摘発者数が過去最多を記録。警察も取り締まりを強化しています。
芸能界やスポーツ界にも波紋が広がり、吉本興業は一部タレントの活動自粛を発表しました。