- 舘プロ5周年、なぜ今年は特別な年なのか
- 石原プロから受け継いだ"伝統の餅つき"に込められた思い
- 「映画製作」という夢 - 石原裕次郎、渡哲也、小林正彦専務からの継承
- 舘プロ所属タレントたちの決意 - "第2の舘ひろし"を目指して
- 50年の芸能生活で培った経験を次世代へ
、東京・新宿区。
俳優・舘ひろし(74)が主宰する芸能プロダクション「舘プロ」の新年会に、200人を超える関係者が集まりました。
事務所設立5周年と舘の芸能生活50周年という大きな節目。
会場では、15年ぶりとなる恒例の餅つきが復活し、石原プロからの伝統を受け継ぐ姿に、懐かしさと新たな挑戦への期待が込められていました。
舘プロ5周年、なぜ今年は特別な年なのか
「本当に皆さんのおかげで、よく潰れないでもっているな(笑)」
新年会の場で、舘ひろしはそう笑顔で振り返りました。
2020年、コロナ禍という厳しい状況の中でスタートした舘プロ。
「あまり苦労は感じていませんでした。鈍感なもので」
と飄々と語る舘ひろしですが、その言葉の裏には、50年の芸能生活で培った強さと、新たな挑戦への揺るぎない決意が感じられます。
では、なぜ今年の新年会はこれまでと違って特別だったのでしょうか?
石原プロから受け継いだ"伝統の餅つき"に込められた思い
「石原プロからかれこれ30~40年は餅をついているけど、今回はハアハア言っちゃって。でも、念願の餅つきができて良かった」
74歳とは思えない若々しさで、自らきねを振り下ろす舘ひろし。
その姿には、石原プロ時代から大切にしてきた伝統への思いが込められています。
参加者全員に配られた舘プロの法被も、石原プロ時代の伝統を受け継いだもの。「法被でハッピーニューイヤーってね!」
と、舘ひろしらしい遊び心も忘れません。
「映画製作」という夢 - 石原裕次郎、渡哲也、小林正彦専務からの継承
「石原裕次郎さん、渡哲也さん、小林正彦専務の夢で、自分の目標でもある映画作りを行いたい」
舘ひろしの目に力が宿ります。
昨年の「帰ってきた あぶない刑事」への出資を皮切りに、今年も新たな映画製作に向けて一歩を踏み出しています。
石原プロ時代から受け継いだのは、単なる形式だけではありません。
映画製作への情熱、若手育成への思い、そして芸能界への真摯な姿勢。
それらすべてが、今の舘プロに息づいているのです。
舘プロ所属タレントたちの決意 - "第2の舘ひろし"を目指して
「舘さんのようなダンディーな大人、男、俳優と、第2の舘ひろしになれるよう頑張りたい」
今年31歳を迎える小越勇輝さんは、そう意気込みを語ります。
所属タレントたちの目標も、それぞれ個性的です。
- 青柳尊哉さん
- 「餅のように粘り強く長く活躍できるように」
- 増本尚さん
- 「舘さんと一緒にお芝居できるような俳優に」
- Annaさん
- 「舘さんが作る映画の主題歌を歌えるように」
最年少の黒川想矢さんは「今年から高校に入学するので、学業も芸能もどっちも両立して」と、初々しい抱負を語りました。