- 事件発生の経緯:突然の爆発音から救助活動まで
- 負傷者の状況は?市民による救助活動の詳細
- 目撃者が語る衝撃の瞬間「殺される」という叫び声も
- 事件性浮上:放火の可能性、警察の見解は
- すすきの地区への影響と今後の対応
突然、『殺される』と叫びながら逃げてきた女性がいた—
午後、札幌の繁華街すすきのが騒然となりました。
ミリオンビルで発生した爆発音と火災。
現場で働く男性が目撃した女性の叫び声は、この火災が単なる事故ではない可能性を示唆していました。
この記事では、事件の経緯から目撃者の証言、そして今後の影響まで、すべての情報をわかりやすくお伝えします。
事件発生の経緯:突然の爆発音から救助活動まで
、すすきのの中心部にある「ミリオンビル」から突然の爆発音が。
周辺を歩いていた人々から建物から爆発音がした
窓から火が見える
という通報が相次ぎました。
火元は、ビルの2階部分にあるガールズバー。
消防は即座に対応し、消防車など17台が現場に集結しました。
消防隊員たちは建物内からの避難誘導と消火活動を同時に進め、約50分後の頃には火はほぼ消し止められました。
このように素早い消防の対応で火災の拡大は防がれましたが、残念ながら複数の方が負傷される事態となりました。
では、負傷者の状況と救助活動の詳細を見ていきましょう。
負傷者の状況は?市民による救助活動の詳細
この火災では、20代の女性1名と30代から50代の男性3名の計4名が負傷。
そのうち40代の男性1名が意識不明の重体となっています。
特筆すべきは、事故発生直後から周辺にいた市民の方々も救助活動に参加したことです。足元や衣類が燃えている人が出てきたので、すぐに警察や消防に通報しました
と、現場近くにいた方は語ります。
このように市民と救助隊が協力して対応にあたる中、現場では衝撃的な証言が次々と明らかになっていきました。
その詳細を次のセクションでご紹介します。
目撃者が語る衝撃の瞬間「殺される」という叫び声も
いきなり『ボン』というガラスが割れる音がして、窓から火の粉が出てきました
と語るのは、現場近くにいた男性です。
さらに衝撃的なのが、出火したビルで勤務する男性の証言です。
店員らしき女性が、『殺される』と言いながら逃げてきた。
その後、爆発音がして、下半身あたりに火が付いた別の女性も建物外に出てきた
これらの証言から、警察は事件性を視野に入れた捜査を開始。
どのような経緯があったのか、詳しく見ていきましょう。
事件性浮上:放火の可能性、警察の見解は
警察は、出火の経緯を詳しく知っている人物が負傷者の中にいるとみています。
現場の状況から、何者かが火を付けた可能性が高いとして、放火事件としての捜査を進めています。
負傷者4名のうち3名は会話が可能な状態とのことで、その証言が事件解明の鍵を握るかもしれません。
このような事態を受け、すすきの地区全体にも大きな影響が出ています。
その状況について詳しく見ていきましょう。
すすきの地区への影響と今後の対応
事故現場となったミリオンビルは、JR札幌駅から約1.5キロ南に位置する繁華街の中心部。
周辺には多くの飲食店や商業施設が密集しています。
現在も警察による現場検証が続けられており、周辺には規制線が設置されています。
地域の安全確保のため、警察や消防による警戒態勢が続いています。