「ピクリとも動かない」「まるで静止画のよう」――。
の首相指名選挙。テレビに映し出された菅義偉元首相の姿に、国会議事堂内外から驚きの声が上がりました。
かつて精力的に活動し、「令和おじさん」の愛称で親しまれた菅氏。その変化に、政界とSNSの両方で心配の声が広がっています。
首相指名選挙で注目された菅氏の様子
周囲の政治家との対照的な状況
、石破茂新首相を選出する首相指名選挙。菅氏は岸田文雄元首相と麻生太郎元首相の間の席に座りました。
岸田氏は微笑みを浮かべ、麻生氏は時折口を開いて発言。しかし、その間に座る菅氏は両手を胸の前で組んだまま、ほとんど動きを見せませんでした。
前の席に座っていた高市早苗氏が振り向いて話しかける場面もありましたが、菅氏は視線を動かすことすらなく、そのまま正面を見つめ続けていたと報じられています。
SNSで広がった心配の声
この様子はテレビ中継でも放送され、SNSでは心配する声が相次ぎました。
「菅さんだけ静止画みたい」
「お家でゆっくりして欲しい」
「大丈夫かな...心配」
このように、首相指名選挙での菅氏の様子は、多くの人々の注目を集めることになりました。では、このような変化はいつ頃から見られるようになったのでしょうか?
9月から11月にかけての変化
総裁選での支援活動
実は、菅氏の変化は総裁選の時期から指摘されていました。
9月の自民党総裁選では、小泉進次郎氏を支援。しかし、横浜市内での街頭演説では、普段のような力強い声が出ていないと報じられています。
新役員共同記者会見での状況
の自民党新役員共同記者会見。この場でも菅氏の様子は話題となりました。
言葉が詰まる場面が何度かあり、声も通常より弱かったと報じられています。この時の様子がSNSで話題となり、「#菅さん大丈夫」がトレンド入りする事態となりました。
このように、菅氏の変化は複数の場面で確認されており、徐々に注目が集まっていったことがわかります。では、政界ではこの状況をどのように受け止めているのでしょうか?
政界からの反応と今後の展望
自民党内での受け止め方
自民党内部からも、菅氏を心配する声が上がっているといいます。
報道関係者によると「副総裁としての職務遂行を心配する声」があるとのことです。一方で、菅氏に電話で接触した際は「口調は元気そうだった」という証言も報じられています。
副総裁としての職務遂行への懸念
75歳という年齢で副総裁という重要な役職を担う菅氏。長年の政治活動による疲れが出ているのではないか、という見方も報じられています。
しかし、これらの情報については、現時点で公式な説明はなく、あくまでも観察された様子や関係者の証言に基づくものです。