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【衝撃】種苗法違反で一斉摘発!フリマで苗を売るだけでなぜ逮捕?

 

 

桃薫 いちご 白色

桃薫 いちご 白色



 

「なぜ植物を売っただけで逮捕されるの?」

「フリマアプリで植物を売るのは違法なの?」


そんな疑問が広がっているのをご存知ですか?


農研機構が開発したイチゴ「桃薫(とうくん)」の苗が、フリマアプリで無許可販売され、12人が一斉摘発されるという事件が起きました。


 

 

 

1. 桃薫(とうくん)無断販売事件とは?

 

農研機構 ロゴ

農研機構 ロゴ



 

、警視庁は岐阜県の64歳の会社員と静岡県の25歳の無職の男性を逮捕し、さらに10人を書類送検しました。

彼らは農研機構が開発した高級イチゴ「桃薫」の苗を、1株150円から1200円でフリマアプリに出品・販売していました。


桃薫は、その名の通り桃のような芳醇な香りが特徴の、見た目が白みがかった高級イチゴ

に品種登録された、いわゆる"ブランドいちご"なんです。


でも、自分で育てた苗を売るのになぜ逮捕されるの?

 

それは、桃薫という品種に"育成者の権利"が設定されているからです。


このように、農研機構の開発した品種を無許可で販売したことが大きな問題となりました。

では、なぜこれが違法なのでしょうか?


 

 

 

2. なぜ植物の品種を勝手に売ってはいけないの?

 

いちご 栽培 研究

いちご 栽培 研究



 

新しい品種の開発には、長い年月と多くの費用がかかります。

桃薫の場合、香りの良さと白い色合いを安定して実現するまでに、研究者たちが何年もかけて品種改良を重ねてきました。


このような努力の結晶である新品種を、誰でも自由に売れるようにしてしまうと:

 

  • 開発者が投資を回収できない
  • 品質管理ができなくなる
  • 海外への無断流出のリスクが高まる

 

という問題が起きてしまいます。


そこで登場するのが「種苗法」という法律です。

では、この法律について詳しく見ていきましょう。


 

3. 種苗法って何?わかりやすく解説

 

法律 書類 イメージ

法律 書類 イメージ



 

種苗法は、新しい品種を開発した人の権利を守るための法律です。

スマートフォンの特許や、音楽の著作権と同じように、植物の新品種にも開発者の権利が認められているんです。


具体的には:

 

  • 品種の登録制度
  • 開発者の権利保護
  • 無断利用の禁止

 

などが定められています。


違反すると、個人でも法人でも厳しい罰則があります。

今回の事件でも、最高で10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科される可能性があるんです。


 

 

このように、種苗法は農業技術の発展を支える重要な法律なんです。

では、私たちが気をつけるべきことは何でしょうか?


4. フリマアプリで植物を売買する際の注意点

 

フリマアプリ 取引 画面

フリマアプリ 取引 画面



 

フリマアプリで植物を売り買いする際は、以下の点に特に注意が必要です:


①登録品種かどうかを確認

  • 品種名で検索
  • 農研機構のウェブサイトで確認

 

②登録品種の場合

  • 個人での売買は避ける
  • 正規の販売店で購入

 

③一般の植物の場合

  • 病害虫の有無をチェック
  • 取引相手の評価を確認

 

 

 

5. 登録品種を正しく購入するには?

 

登録品種を購入したい場合は、以下の正規ルートを利用しましょう:


  • 認定された販売店
  • 農協(JA)
  • 公認の種苗会社

 

まとめ

今回の事件は、農業技術の保護がいかに重要かを教えてくれました。

フリマアプリでの取引が身近になった今、私たち一人一人が法律への理解を深め、正しい取引を心がける必要があります。


新しい品種の開発は、私たちの食生活を豊かにしてくれます。

その恩恵を未来に渡って受け続けるためにも、開発者の権利を守っていきたいですね。


みなさんも、植物を売買する際は、今回学んだポイントを思い出してくださいね。


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