【M-1 2024】令和ロマンが史上初の連覇達成！慶大出身コンビの意外な強さの秘密

これは歴史的な瞬間でした

2024年12月22日、東京・六本木のテレビ朝日で開催されたM-1グランプリ。最終決戦で令和ロマンの名前が呼ばれた瞬間、会場は大きな歓声に包まれました。

史上最多1万330組の頂点に立ち、20年の歴史で誰も成し遂げられなかった連覇という快挙。その瞬間までの軌跡を、知られざるエピソードとともにお伝えします。

令和ロマン M-1 2024 優勝

【速報】令和ロマンが史上初のM-1連覇を達成！

「去年の倍うれしいです！」

優勝が決まった瞬間、高比良くるま（30）が絶叫したこの言葉に、会場全体が湧き上がりました。

M-1グランプリ2024の決勝戦。令和ロマンは9人の審査員のうち5票を獲得し、見事大会2連覇を達成。20年の歴史の中で、誰も成し遂げられなかった快挙を成し遂げました。

相方の松井ケムリ（31）はやり切った。もう出たくないです！と叫び、会場を笑いで包みました。この言葉の裏には、連覇という重圧との闘いがあったのかもしれません。

このように、令和ロマンは圧倒的な支持を得て、M-1史上初の連覇を達成しました。では、なぜ彼らはこれほどまでの快挙を成し遂げることができたのでしょうか？実は、その背景には意外な経歴があったんです。

令和ロマンの意外な特徴は、お笑い養成所ではなく、慶應大学のお笑いサークルで出会ったという経歴です。

2018年に結成された彼らは、当初「魔人無骨」というコンビ名で活動していました。しかし、令和元年の最初の日に、「令和ロマン」に改名。この決断が、後の快進撃を予感させるものだったのかもしれません。

特筆すべきは、昨年のM-1優勝までの速さです。結成からわずか5年8カ月という異例の早さでM-1を制覇。これは、お笑い界でも稀有な例と言われています。

このように、令和ロマンは異色の経歴を持つコンビでした。しかし、彼らの強さの秘密は、実はもっと別のところにあったんです。それは一体何だったのでしょうか？

令和ロマンの強さを象徴するのが、2年連続でのトップバッター優勝という快挙です。

決勝の舞台で最初に漫才を披露するトップバッターは、通常は不利と考えられています。しかし、令和ロマンは2年連続でこのポジションから頂点を掴みました。

彼らの特徴は、人気アニメをネタにした独特の漫才スタイル。これまでにない新しい切り口で、審査員からも高い評価を得ています。

最終決戦では、大吉、石田、柴田、山内、海原の5人の審査員が令和ロマンに投票。この圧倒的な支持は、彼らの実力の証明と言えるでしょう。

このように、令和ロマンは独自のスタイルで強さを証明してきました。では、彼らが成し遂げた連覇という快挙は、歴史的にどれほど凄いことだったのでしょうか？

M-1グランプリの20年の歴史の中で、連覇に挑戦した強者は何組もいました。

2008年の王者NON STYLEは翌年、敗者復活から勝ち上がりましたが決勝3位。2009年王者のパンクブーブーも翌年に3位。2003年優勝のフットボールアワーは3年後の再挑戦で2位と、いずれも惜しくも届きませんでした。

そんな中、令和ロマンは見事この高い壁を越えました。しかも、前年王者として初めて決勝に進出するという快挙も同時に達成しています。

このように、令和ロマンの連覇は、まさに歴史に残る偉業だったことがわかります。では最後に、気になる賞金の行方についても見ていきましょう。

実は昨年、松井は優勝賞金1000万円をすべて相方の高比良にプレゼントしたそうです。

「賞金は今年こそ…1000万を全部くるまにあげたので、今年は僕、それを取り戻しに来ました。忘れ物、1000万円」と松井。この発言に会場は大きな笑いに包まれました。