「16年ぶりの5組選出」―― の日本レコード大賞で、新人賞に異例の5組が選ばれました。
なぜ今年は1組多い選出となったのか?
新人賞を受賞したアーティストたちの魅力とともに、詳しく見ていきましょう。
レコード大賞 新人賞とは?基本から解説
日本レコード大賞の新人賞は、その年に特に活躍した新人アーティストに贈られる賞です。
例年は4組が選出されるのが通例でしたが、は16年ぶりに5組が選ばれました。
最後に5組が選ばれたのはのことで、音楽シーンの大きな変化を感じさせる選出となっています。
新人賞を受賞したアーティストの中から、さらにの最終審査会で最優秀新人賞が1組選ばれることになっています。
この発表はTBS系で放送される「第66回輝く!日本レコード大賞」の中で行われます。
2024年新人賞 受賞アーティスト5組の魅力を徹底解説
こっちのけんと:流行語大賞ノミネートの仕掛け人
「はいよろこんで」という楽曲で大ブレイクを果たしたこっちのけんと。
この曲の特徴的な歌詞とダンスは SNS上で大きな話題を呼び、2024年ユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされました。
音楽とSNSを絶妙に組み合わせた新世代アーティストの代表格と言えます。
ILLIT:実力派K-POPグループの快挙
韓国の5人組ガールズグループ・ILLITは、デビューからわずか1年で日本レコード大賞新人賞を受賞。
同じK-POP勢のNewJeansが優秀作品賞を受賞するなど、K-POPの影響力の高まりを示す結果となりました。
の授賞式では、NewJeansと共に新国立劇場のステージに立つことが決まっています。
梅谷心愛:演歌界の新たな才能
若くして演歌の世界に飛び込んだ梅谷心愛は、透明感のある歌声で演歌ファンの心を掴みました。
伝統的な演歌の要素を大切にしながらも、若い世代にも親しみやすい歌唱スタイルが評価されています。
小山雄大:舞台から音楽シーンへ
ミュージカル俳優としても活躍する小山雄大は、圧倒的な歌唱力を武器に音楽シーンでも注目を集めています。
演技と歌唱の両面で活躍するマルチな才能の持ち主です。
ME:I:SNSで話題沸騰中
若い世代を中心に人気急上昇中のガールズグループME:I。
SNSでの活発な活動と親しみやすいキャラクター性で、ファン層を着実に広げています。
なぜ今年は5組?16年ぶりの異例選出の背景を解説
今年5組が選出された背景には、音楽を楽しむ方法の多様化があると言われています。
音楽配信サービスの普及により、様々なジャンルの音楽が手軽に楽しめるようになり、アーティストの活動スタイルも大きく変化しています。
SNSを活用した楽曲のプロモーションや、アニメとのタイアップ、舞台とのクロスオーバーなど、音楽の楽しまれ方が多様化している現状が、5組選出という結果につながったと考えられています。