【現場映像】撮り鉄vsハイビーム戦争の全貌｜「ボケー！」「アホンダラ！」横浜駅で50人が大騒ぎ

JR横浜駅ホーム

「ボケー！」「アホンダラ！」

11月7日夜、JR横浜駅のホームが騒然となりました。

引退が迫る貴重な車両を撮影しようと集まった約50人の鉄道ファン。

しかし、その場に響き渡ったのは怒号でした。

一体、何が起きたのでしょうか？

なぜ横浜駅で撮り鉄50人が大騒ぎに？

事の発端は、SNS（X/旧Twitter）での一報でした。

横須賀線の引退が決まった車両が、特別なデザインで走行するという情報が広まったのです。

この情報を見た鉄道ファンたちが、横浜駅に集結。

約50人もの人々が、カメラを手に待ち構えることになりました。

中には、ホームの安全を確保するための黄色い点字ブロックの内側で、ルールを守って撮影を待つ人もいました。

でも、残念ながら一部のファンが、この安全ラインを越えてしまったのです。

このように、SNSでの情報拡散が、予期せぬ大規模な撮影会の発生につながったことがわかりました。

では次に、なぜこの車両がそれほど注目を集めたのか、詳しく見ていきましょう。

みなさんは、電車にも『引退』があることをご存知でしたか？

この日、多くのファンが撮影を待っていた車両には、特別な意味がありました。

それは、長年走り続けてきた車両の「ラストラン」に向けた特別仕様だったのです。

通常の車両と違うのは、その塗装デザイン。

昔の横須賀線で使われていた懐かしいデザインを再現した、いわば「記念品」のような車両だったのです。

このように、引退を控えた貴重な車両だったからこそ、多くのファンが集まることになりました。

では、この状況でなぜトラブルが起きたのでしょうか？

状況が変化したのは、一部のファンが安全ラインを越えてしまってからです。

「撮影の方、黄色い線から出ないでください」

「安全の方が大事ですので、下がってくださーい」

しかし、状況は改善されませんでした。

そこで駅側は、ある対策を講じます。

「撮影ルール守っていただかないとハイビームのまま運転をお願いしますね」

この一言が、事態を一変させることになります。

ハイビームとは、車両の前照灯を強く照らす設定のこと。

通常、鉄道写真を撮影する際は、駅側の配慮でライトを抑えめ（ロービーム）にすることが多いと言われています。

なぜなら、ハイビームだと写真に強い光が写り込んでしまい、車両の姿がきれいに撮影できなくなってしまうためです。

この対策に怒ったファンたちから、罵声が飛び交うことになりました。

中には「階段ビクビク六丁目！」という意味不明な叫び声まで。

鉄道写真を楽しむ上で、最も大切なのは「安全」です。

基本的なルールは単純です：

これらは、撮影者自身の安全はもちろん、他の駅利用者の安全のためにも欠かせないルールなのです。

良い鉄道写真を撮るコツは、実はとてもシンプル。

これらの基本を守るだけで、素晴らしい一枚が撮れる可能性が高まります。