- 1. 事件の概要:本当の警察官が起こした詐欺事件とは
- 2. なぜ気づかなかった?巧妙な手口を詳しく解説
- 3. 【統計】警察官の不祥事、実は増加傾向?
- 4. 【重要】警察官を装う詐欺から身を守る5つの対策
- 5. もし不審に感じたら?具体的な確認方法
- 6. 家族でできる!高齢者を詐欺から守る3つの習慣
- まとめ:私たちにできる具体的な対策
警察官だから安心…
そう思っていませんか?
実は今、警察官が引き起こす詐欺事件が密かに増えています。
つい先日も、700万円の詐欺事件が発生しました。
この記事では、この事件から学べる具体的な防犯対策をお伝えします。
警察を疑うべきという話ではありません。
でも、「警察官だから」と安易に信用してしまうのは危険かもしれません。
1. 事件の概要:本当の警察官が起こした詐欺事件とは
、神奈川県で驚くべき事件が発覚しました。
横須賀警察署の現役警察官が、なんと制服姿で700万円もの詐欺を働いたのです。
被害に遭われたのは70代の男性。
警察官は、その方が住む地域を担当する駐在所に勤務していました。
普段から顔見知りだった警察官を、誰が疑うことができたでしょうか。
事件のポイントを整理すると:
- 制服を着た現役警察官による犯行
- 被害額は700万円
- 被害者とは面識があった
- 勤務中の犯行
このように、警察官という立場を利用した非常に巧妙な手口でした。
このような事件は、私たちの身近でも起こりうるのです。
2. なぜ気づかなかった?巧妙な手口を詳しく解説
この事件で使われた手口は、以下の3つのポイントがありました:
- 1. 制服姿での犯行
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- 勤務中に制服を着たまま
- 警察手帳も提示
- 通常の業務を装って行動
- 2. 信頼関係の悪用
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- 担当地域の住民を狙う
- 日頃の関係性を利用
- 業務上の立場を悪用
- 3. 偽造書類の使用
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- 委任状を偽造
- 払戻請求書も偽造
- 正規の手続きを装う
3. 【統計】警察官の不祥事、実は増加傾向?
最近の統計を見ると、気になる事実が見えてきます。
全国の警察官の懲戒処分者数は266人。
この数字が多いのか少ないのか、一概には言えませんが、注目すべき傾向が見られます。
特に神奈川県警では、2024年に入ってから今回を含めて6人の警察官が逮捕されています。
これは決して小さな数字とは言えないでしょう。
4. 【重要】警察官を装う詐欺から身を守る5つの対策
以下の5つの対策を覚えておきましょう:
- 1. 複数人の確認
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- 一人の警察官だけを信用しない
- 必ず警察署に確認を入れる
- 可能なら家族にも相談
- 2. 通帳・印鑑の管理
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- 他人には絶対に渡さない
- 安全な場所に保管する
- 3. 定期的なチェック
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- 通帳の記帳はこまめに
- 家族で定期的に確認
- 不審な引き出しはすぐ相談
- 4. 声かけ・見守り
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- 家族での連絡を密に
- 近所での見守りも大切
- 5. 即決を避ける
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- その場での判断を避ける
- 必ず誰かに相談する
- 焦らされても冷静に
5. もし不審に感じたら?具体的な確認方法
不審に感じたら、以下の3ステップで確認しましょう:
- 1. その場で警察署に電話
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- スマホで警察署の番号を検索
- 警察官の名前と所属を確認
- 業務内容を具体的に確認
- 2. 家族や知人に連絡
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- すぐに状況を共有
- 可能なら現場に来てもらう
- 電話で相談しながら対応
- 3. 記録を取る
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- 警察官の名前をメモ
- 警察手帳の番号を控える
- 可能なら写真も撮影
6. 家族でできる!高齢者を詐欺から守る3つの習慣
- 1. 定期的な声かけ
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- 毎日の電話連絡
- 週末の訪問
- LINEでの連絡
- 2. 金融機関での工夫
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- 引き出し限度額の設定
- 家族通知サービスの利用
- 二人以上での手続き
- 3. 地域とのつながり
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- 近所付き合いを大切に
- 民生委員さんとの交流
- 地域の見守りネットワーク