- 『おむすび』第70話で描かれた結婚シーン
- 視聴者が気づいた"謎の長テーブル"の秘密
- 元ヤン vs 元レディース!両家の衝突と和解
- 翔也の"極限節約生活"が示す現代の結婚観
- 2025年設定で描く平成史の意味とは
- 次週予告:東日本大震災編への期待と不安
「ついにきたー!」SNSで歓喜の声が相次いだNHK連続テレビ小説『おむすび』の結婚回。
橋本環奈演じる結と佐野勇斗演じる翔也の新たな人生の幕開けに、視聴者が注目したのは意外なポイントでした。
『おむすび』第70話で描かれた結婚シーン
神戸の景色が一望できる高台で、翔也が結に結婚指輪を渡すシーン。
コツコツ貯めたお金で買った指輪に込められた想いと、二人の将来への誓いに、視聴者からは涙腺崩壊した
指輪の見せ方が素敵
といった声が寄せられています。
佐野勇斗は自身のInstagramでも「結 翔也 おめでとう!!!」とつづり、左手の薬指の指輪を見せた2ショットを公開。
これには一瞬がち結婚かと思った
美男美女やなー
といったコメントが相次ぎました。
視聴者が気づいた"謎の長テーブル"の秘密
結婚話を切り出すシーンで、視聴者の目を引いたのは、米田家のリビングに突如現れた見慣れない長テーブル。
普段の家族構成では必要のない大きさに、SNSでは「伸びるテーブル説」まで囁かれる事態に。
実は両家の面々に加え、なぜか永吉(松平健)、佳代(宮崎美子)、翔也も加わった人数に対応するための演出だったようです。
現実なら予備の椅子を総動員してギュウギュウ詰めになりそうなシーンですが、朝ドラならではの演出の妙が光ります。
元ヤン vs 元レディース!両家の衝突と和解
翔也が米田家の婿になると勝手に決めて送ったメールがきっかけで、栃木から乗り込んできた母・幸子(酒井若菜)。
元レディースの幸子と元ヤンの愛子(麻生久美子)の対決は、コミカルな劇伴と相まって昔懐かしい朝ドラ感を醸し出しています。
そんな対立も、愛子が栃木まで足を運び、いちご農家の仕事を手伝ううちに和解へ。
この展開には昭和の朝ドラみたい
という声も。
翔也の"極限節約生活"が示す現代の結婚観
給料のほとんどを野球道具と体のメンテナンスに使っていた翔也。
結との結婚を決意してからは、水筒二個持参での出社、風呂は行水、シャンプーは水で薄めるという徹底ぶり。
おまけに神戸から梅田まで走って通勤するという姿に、現代の若者たちの結婚への思いが重なります。
500円玉貯金
カネをかけないデート
など、リアルな節約エピソードは、今の時代を反映しているようです。
2025年設定で描く平成史の意味とは
脚本も演出もちょっとずつの手間を惜しむ面倒臭がりの印象
という本作。
しかし、これは細かいこととかどうでもいいじゃん
というギャルの「アゲ~!」精神の表れかもしれません。
2025年を舞台に平成史を振り返るという斬新な設定。
特に次週から描かれる東日本大震災のエピソードは、「平成の歴史=震災の歴史」という本作の核心に触れる展開となりそうです。
次週予告:東日本大震災編への期待と不安
結と翔也の新婚生活のスタートと同時に、東日本大震災の描写へ。
ギャル文化と震災という、一見ミスマッチな要素の組み合わせに、視聴者からは期待と不安の声が寄せられています。