【速報】世界的な名作映画「ロミオとジュリエット」()のヒロイン役で知られ、日本では歌手・布施明さんの元妻としても親しまれた女優のオリビア・ハッセーさんが、に73歳で亡くなりました。
家族に見守られながら、自宅で静かに息を引き取ったとのことです。
15歳で世界的スターに - 伝説的なデビューとその後の人生
、アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれたオリビア・ハッセーさん。
8歳でイギリスに渡り、そこで運命的な出会いが待っていました。
なんと15歳という若さで、世界的な名作「ロミオとジュリエット」の映画版でジュリエット役に抜擢されたのです。
「まるでおとぎ話のような出会い」と後年語っていたというオリビアさん。
この作品は、彼女の人生を大きく変えることになります。
世界中の人々の心を揺さぶる美しいラブストーリーの主人公を演じ切った彼女の演技は、高い評価を受けました。
では、どのようにしてアルゼンチン生まれの少女が、ハリウッドの大作映画のヒロインになったのでしょうか?
アルゼンチンからハリウッドへ - 8歳の少女の夢
幼い頃からの夢は女優になることだったというオリビアさん。
8歳でイギリスに移住した後、演技の勉強を始めます。
そして運命的な出会いが訪れます。
映画「ロミオとジュリエット」の監督、フランコ・ゼフィレッリ氏との出会いでした。
オーディションでは、何百人もの候補者の中から選ばれたと言われています。
15歳という若さにもかかわらず、シェイクスピアの世界観を見事に表現し、世界中の観客を魅了しました。
この大成功は、彼女の人生に大きな転機をもたらします。
では、その後の人生はどのように展開していったのでしょうか?
運命的な出会い - 布施明との9年
、オリビアさんは最初の結婚をします。
お相手は、有名な歌手ディーン・マーティンさんの息子、ディーン・ポール・マーティンさん。
この結婚で長男アレックスさんが誕生しますが、に離婚。
そして、日本の歌手・布施明さんと結婚。
この国際結婚は、当時の日本でも大きな話題となりました。
二人の間には次男のマックスさんが誕生。
9年間の結婚生活を送りましたが、に離婚することになります。
彼女の人生には、まだ新たな章が待っていました。
それは、最後の結婚生活と、新たな家族の誕生です。
家族を見つめて - 最後の35年
その後、オリビアさんは歌手のデイビッド・グレン・アイズリーさんと出会い、に娘のインディアさんを出産。
インディアさんは母の影響を受け、現在は女優として活躍しています。
最後の35年間を共に過ごしたデイビッドさんとの生活は、彼女にとって穏やかで幸せな時間だったようです。
に来日した際には、日本への変わらぬ愛着を語っていました。
愛する家族、子供たちのアレックス、マックス、インディア、35年間連れ添った夫のデイビッド・グレン・アイズリー、孫のグレイソン、そして私たちの心の中で永遠に大切にされる愛の遺産を残して去りました