- 1. マイナ保険証って何?いつから変わるの?
- 2. マイナンバーカードを作らないとどうなる?
- 3. 医療費の支払いはどうなる?
- 4. 高齢者や施設利用者はどうすればいい?
- 5. 変更に向けて準備することは?
- まとめ:自分に合った選択をしよう
健康保険証が使えなくなるって本当?
マイナンバーカードを作らないと、医療費が10倍になっちゃうの?
最近、こんな不安の声をよく耳にしませんか?
から健康保険証の仕組みが大きく変わります。
でも、落ち着いてください。
まずは、実際に何が変わって、私たちの生活にどんな影響があるのか、順番に見ていきましょう。
1. マイナ保険証って何?いつから変わるの?
マイナ保険証とは、健康保険証の情報を登録したマイナンバーカードのことです。
から、今使っている健康保険証の新しい発行が終了し、マイナ保険証を基本とする仕組みに変わります。
でも、今お持ちの健康保険証はすぐには使えなくなりません。
最長でまで使えます。
ただし、国民健康保険や後期高齢者医療制度の保険証には、それぞれ有効期限(多くが2025年7月から8月)があるので、ご確認ください。
このように、マイナ保険証は単なる保険証の置き換えではなく、便利な機能も備えています。
では、マイナンバーカードを作らない選択をした場合は、どうなるのでしょうか?
2. マイナンバーカードを作らないとどうなる?
結論から言うと、マイナンバーカードを作らなくても、医療機関での受診は今までと変わらず可能です。
その理由は資格確認書という新しい証明書が発行されるからです。
資格確認書は、マイナ保険証を持っていない人に自動的に送られます。
申請は不要です。
資格確認書は見た目も使い方も、今の健康保険証とほとんど同じです。
実は、ある自治体では間違えて保険証と取り違えて発送してしまうほど、よく似ているんです。
では、医療費の支払いはどうなるのでしょうか?気になりますよね。
3. 医療費の支払いはどうなる?
心配なのは医療費ですよね。
結論から言うと、マイナ保険証を持っていなくても、医療費の自己負担割合は今までと変わりません。
資格確認書があれば、今までと同じ負担割合(1割、2割、3割)で診療を受けられます。
「マイナンバーカードを作らないと10割負担になる」というのは誤解です。
さらに、高額療養費の手続きも、資格確認書で今まで通り行えます。
むしろ、マイナ保険証を使えば手続きが自動化されて便利になりますが、それはあくまでも選択肢の一つです。
このように、支払いの面で困ることはありません。
では、高齢者や施設を利用している方は、どうすればいいのでしょうか?
4. 高齢者や施設利用者はどうすればいい?
施設利用者の場合、特別な対応が用意されています。
マイナ保険証の場合、通常は暗証番号が必要ですが、顔認証のみで使える特別なカードも発行できます。
また、寝たきりの方や認知症の方など、マイナ保険証の利用が難しい場合は、資格確認書を使うことができます。
施設側も資格確認書なら、今までの保険証と同じように管理できます。
このように、様々な状況に対応できる仕組みが準備されています。
では最後に、具体的な準備について見ていきましょう。
5. 変更に向けて準備することは?
まずは、お手持ちの健康保険証の有効期限を確認しましょう。
その上で、以下の選択肢から自分に合った方法を選べます:
- 1. マイナ保険証を使う場合
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- マイナンバーカードを作る
- 保険証利用の登録をする
- 2. 資格確認書を使う場合
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- 特に手続きは不要
- 保険者から自動的に送付される