「再婚は絶対しない」
そう決めていた菊池桃子さん(56)が、その決意を変えることになったのは、意外にも最愛の子どもたちの言葉がきっかけでした。
に前内閣審議官の新原浩朗さんと再婚して5年。
現在の穏やかな生活ぶりについて、菊池さんがテレビ朝日系「徹子の部屋」で語った内容が、多くの視聴者の心を温めています。
再婚を決意するまで
「むしろ2人子どもがおりますので、再婚しちゃいけないぐらい、心に決めているところがあった」
そう振り返る菊池さん。
子育てに専念する中で、再婚という選択肢は長らく頭の中にありませんでした。
では、なぜその決意が変わったのでしょうか?
「自然の流れって本当に不思議で。
突然出会いがあって、子どもたちも私の想像を超えた祝福と応援をしてくれて」
子どもたちからの予想外の反応が、菊池さんの心を大きく動かすことになりました。
40代での学び直しから始まった新しい出会い
菊池さんと新原さんの出会いは、40代で始めた学び直しがきっかけでした。
大学の教員になるという新しい挑戦の中で、政府関連の会議に参加する機会があり、そこで新原さんと出会うことになったのです。
「ビビッという感覚はない」と語る菊池さんですが、「徐々にお互いの話をする中で知っていけた」そうです。
特に印象的なのは、9歳年上の新原さんとの年の差が、むしろプラスに働いたという点です。
「お互いに社会に一歩踏み出したタイミングが同じ。
私は今年デビュー40周年なんですけれども、主人は社会人になって40周年。
見て来た社会の景色が同じ」
この「同じ景色を見てきた」という共通点が、二人の絆を深める大きな要素となったようです。
子どもたちからの想像以上の祝福
「私が再婚することが子どもたちからみて幸せだと思ってくれたみたい。
背中を押してくれた感じがありました」
子どもたちの反応は、菊池さんの予想をはるかに超えるものでした。
むしろ子どもたち自身が、母の幸せを願って背中を押してくれたというのです。
ベーコン事件に見る新婚生活での発見
新婚生活で起きた興味深いエピソードの一つが「ベーコン事件」です。
菊池さんは子どもの頃から、ベーコンは必ず火を通して食べるものだと思い込んでいました。
ところが、夜中に仕事をしている夫がベーコンを生で食べているのを発見。
「最初は主人に限らず子供かもしれないし、誰が食べているのか…。
でも調理した後がないし」
驚いた菊池さんが「えっ、調理した?」と尋ねると、夫は「ベーコンそのまま食べられるよ」と平然と答えたそうです。
アイドルから教育者へ―新たなキャリアと結婚生活の両立
現在、菊池さんは教育者としても活躍しています。
40代での学び直しは、単なる出会いのきっかけだけでなく、新しいキャリアへの扉も開いたのです。