韓国の人気俳優ソン・ジェリムさんが、39歳という若さで亡くなりました。
日本でも放送された大ヒットドラマ「太陽を抱く月」への出演で知られ、最近まで精力的に活動を続けていた彼の突然の訃報に、韓国芸能界に衝撃が走っています。
訃報:最期の様子と発見された状況
午後、ソウル市内の自宅で、ソン・ジェリムさんが亡くなっているのが発見されました。
この日、昼食の約束をしていた友人が自宅を訪れ、警察に通報したと報道されています。
現場では、A4用紙2枚の遺書が見つかったことが確認されています。
亡くなる直前、自身のSNSに「長い旅の始まり」とつづっていたことも明らかになりました。
ソウル市城東警察署は、
「12日午後12時50分頃に自宅で死亡したことを確認した」
と発表しています。
このように、突然の訃報は多くの人々に衝撃を与えました。
では次に、彼の代表作となった「太陽を抱く月」での活躍について見ていきましょう。
みなさんは、この作品をご覧になったことはありますか?
代表作「太陽を抱く月」での活躍
、MBC放送の「太陽を抱く月」で演じた王の護衛役が、ソン・ジェリムさんの名を韓国中に知らしめることになります。
同作品は最高視聴率46.1%という驚異的な数字を記録。
日本でもBSフジやテレビ東京系で放送され、多くのファンを魅了しました。
この作品での端正な容姿と印象的な演技は、その後の彼の活躍につながる大きなきっかけとなりました。
王の護衛という脇役でありながら、存在感のある演技で視聴者の心をつかんだのです。
このように、「太陽を抱く月」は彼のブレイクスルー作品となりました。
しかし、ソン・ジェリムさんの才能は、この作品だけにとどまりませんでした。
デビューから最近の活動まで、どのような軌跡を辿ったのでしょうか?
デビューから最近の活動まで
、映画「女優たち」でデビューして以来、ドラマやバラエティ番組、さらには舞台まで、幅広い分野で活躍してきました。
特にのバラエティ番組「私たち結婚しました」への出演では、明るい性格で人気を集めました。
からにかけては「とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?」で主演を務め、コメディにも挑戦。
さらに今年2月には演劇「ワイフ」、そして最後の作品となったミュージカル「ベルサイユのばら」まで、常に新しい挑戦を続けていました。
このように、15年にわたる芸能活動で、様々な表情を見せてくれました。
そんな彼の突然の死は、共に活動してきた多くの仲間たちに深い悲しみをもたらしています。
彼らは、どのような思いを寄せているのでしょうか?
同僚・関係者の反応と追悼
少女時代のスヨンさんは、SNSに生前の明るい姿の写真を投稿。
「お兄さんらしく明るく元気でいてね、必ず」
というメッセージと共に、彼との思い出を共有しました。
俳優のパク・ホサンさんをはじめ、ホン・ソクチョンさん、キム・ミンギュさんなど、多くの同僚たちが追悼のメッセージを寄せています。
人気グループ「TWICE」も、予定していたカムバックの日程を延期し、追悼の意を表しました。