- KOBE◆KATSU(コベカツ)って何? 4つのポイントで解説
- 実際に何が変わるの?今の部活動と比べてみよう
- 参加費用はどうなる?活動時間は?
- 心配な点は?5つの不安を解消!
- まとめ:子どもたちの「やりたい」を応援する新しい形
「え?部活がなくなるの?」
「子どもの部活動どうなるんだろう…」
最近、そんな不安の声が神戸市の保護者から多く聞かれます。
実は、神戸市の中学校部活動がから大きく変わることになりました。
でも安心してください。なくなるのではなく、より良い形に生まれ変わるんです。
この記事では、新しい部活動の形「KOBE◆KATSU(コベカツ)」について、保護者の皆さんが気になるポイントを、わかりやすく解説していきます。
KOBE◆KATSU(コベカツ)って何? 4つのポイントで解説
KOBE◆KATSU(コベカツ)は、今の部活動に代わる新しい活動の形です。
からスタートする予定で、主に4つの特徴があります。
- 学校の枠を超えて活動できる
今までは自分の学校にある部活動しか選べませんでしたが、コベカツでは学校の区域に関係なく、好きな活動を選べます。 - 新しい種目にも挑戦できる
驚きの統計ですが、現在の中学生の間では「ダンス」「料理」「eスポーツ」といった、従来の部活動にない活動への関心が高まっているんです。
コベカツではこうした新しい活動にも参加できます。 - 地域の方々と一緒に活動
学校の先生だけでなく、地域のスポーツ団体や文化団体の方々が活動を支えます。
実は今の部活動では、約半数の先生が経験のない種目の顧問を担当しているという現状があります。
コベカツでは、それぞれの分野に詳しい方々が指導してくれます。 - 自分のペースで楽しめる
「勝利至上主義」ではなく、「楽しむ」ことを大切にします。
もちろん、本格的に競技に打ち込みたい人向けの活動もあります。
このように、コベカツは子どもたち一人ひとりの「やりたい」に応える新しい仕組みなんです。
では、具体的に何が変わるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
子どもたちにとって、どんな良いことがあるのでしょうか?
実際に何が変わるの?今の部活動と比べてみよう
現在の部活動との大きな違いを、具体的に見ていきましょう。
- ■ 活動時間
- 今の部活動:平日は1時間足らず(15時終業→16時活動開始→17時完全下校)
コベカツ:平日16時~20時30分の間で2時間程度、休日は18時までの間で3時間程度 - ■ 活動場所
- 今の部活動:自分の学校のみ
コベカツ:市内の中学校施設や地域の施設を利用可能 - ■ 指導者
- 今の部活動:学校の先生(経験がない種目も担当)
コベカツ:各分野の専門家や経験者
ここまで見てきた変更点をまとめると、活動の選択肢が広がり、時間的にも場所的にも柔軟になることがわかりました。
では、気になる費用面はどうなるのでしょうか?
参加費用はどうなる?活動時間は?
コベカツは会費制になります。
ただし、できるだけ多くの子どもたちが参加できるよう、以下の工夫が考えられています:
- 主に学校施設を使用することで費用を抑える
- 各家庭の経済状況に応じた支援制度を検討中
- 活動内容や頻度によって会費を選べる仕組み
具体的な会費については、から始まる運営団体の募集を通じて決まっていく予定です。
時間については、平日・休日とも無理のない範囲で選べます。
例えば:
- 平日2日+休日1日
- 休日だけの参加
- 平日の夜間のみの参加
現在の部活動では短い活動時間が課題でしたが(平日は実質1時間未満)、コベカツでは子どもたちの生活リズムに合わせて活動時間を選べるようになります。
心配な点は?5つの不安を解消!
- Q1:遠くの活動に参加するときの移動は?
- →公共交通機関、自転車、保護者の送迎など、学習塾や習い事と同じように各家庭で対応します。
- Q2:大会やコンクールには出られる?
- →兵庫県中学校体育連盟に認可されれば、従来通り参加可能です。
- Q3:保険は大丈夫?
- →スポーツ安全保険への加入を予定しています。
- Q4:指導者は信頼できる?
- →活動開始前に必ず研修を受講することが義務付けられます。
- Q5:学校行事との両立は?
- →学校行事を優先的に考慮した活動計画が立てられます。
このように、子どもたちが安全に楽しく活動できるよう、様々な対策が考えられています。
実は、現在の小学4~6年生へのアンケートでも、多くの子どもたちが新しい活動に期待を寄せているんです。