- 清原正吾の野球引退｜概要と基本情報
- なぜ中学・高校で野球をやめた？背景と真相
- 大学で野球を始めた理由｜父との和解と家族の絆
- 6年ブランクから4番打者へ｜驚きの成長の軌跡
- 引退決断の理由と新たな挑戦
- 清原正吾が残したもの｜マルチスポーツと多様な生き方
慶應大学の4番打者として活躍してきた清原正吾（22）が、、野球引退を決断しました。
プロ野球界のレジェンド・清原和博氏の長男として注目を集めながらも、中学・高校では野球から離れ、大学で華々しい復活を遂げた異色の経歴の持ち主。
なぜ野球を離れ、そしてなぜ戻ってきたのか？
そして今、なぜ引退を決めたのか？
その驚くべき決断の裏側に迫ります。
清原正吾の野球引退｜概要と基本情報
清原正吾は、東京都渋谷区生まれの22歳。
身長186センチ、体重90キロの恵まれた体格を持つ右投右打の選手です。
慶應義塾大学4年生として、今春のリーグ戦では一塁手のベストナインに選出される活躍を見せていました。
最近ではの早慶戦で3号ソロを含む4打数4安打と大暴れ。
ネット裏で見守る父・和博氏に感謝の一発を届けるなど、印象的な活躍を残しています。
なぜ中学・高校で野球をやめた？背景と真相
清原正吾が野球から離れた背景には、父親の事件による影響があったと言います。
「父親の事件もあって。元プロ野球選手という大スターの息子、長男というところで重圧があって、少し目を背けなくなった」
と、本人は率直に語っています。
その後、友人の紹介でバレーボールを始め、中学3年生ではフラッグフットボールにも挑戦。
驚くべきことに、フラッグフットボールでは日本一を経験しています。
この成功体験が、高校でのアメリカンフットボール部への入部につながりました。
大学で野球を始めた理由｜父との和解と家族の絆
転機となったのは、高校時代のある出来事でした。
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増え、高校野球を目指す弟の練習相手を務めるようになったのです。
「最初は手伝いから始めて、それがいつの間にか一緒に練習するようになって」
と清原は振り返ります。
そして、執行猶予が明けた父とキャッチボールをした際、父からごめんな
という言葉を聞きました。
「いま僕がやって、両親が一番喜ぶことはなんだろうな」
という思いが、大学での野球復帰を決意させる大きなきっかけとなったようです。
6年ブランクから4番打者へ｜驚きの成長の軌跡
野球のブランクは6年。
「素人同然」だった状態からの再スタートでした。
しかし、猛練習を重ね、2年生の秋にはリーグ戦デビューを果たします。
4年生となった今春には「4番・一塁」の座を獲得。
通算31試合で打率.254、3本塁打、12打点という成績を残し、一塁手としてベストナインにも選出される活躍を見せました。
引退決断の理由と新たな挑戦
イースタンリーグのオイシックス、ウエスタン・リーグのくふうハヤテ、独立リーグの7球団と計9球団からオファーを受けながらも、清原は野球を続けない決断を下しました。
「真剣に悩み、向き合った結果、今後は野球の道ではなく新たに目標を持ち、社会に出る準備をすることにした」
というのが、本人からのメッセージです。
