- でんぱ組.incが伝えた最後のメッセージ
- なぜ今、活動終了を決めたのか
- 16年間の軌跡:秋葉原から始まった物語
- 最上もが、8年越しの"卒業"
- ラストライブレポート:涙と笑顔の3時間
- 新曲「W.W.D ENDING」に込めた想い
- これからのでんぱ組.inc:再結成の可能性
忘れないでね!忘れないからー!
、千葉・幕張イベントホールに響き渡った天沢璃人の叫び声。16年間走り続けてきたでんぱ組.incが、ついに最後の瞬間を迎えようとしていた。
[画像: でんぱ組.inc ラストライブ 2025]
でんぱ組.incが伝えた最後のメッセージ
約3時間、メドレーを含む33曲。でんぱ組.incは最後のステージで、文字通り完全燃焼のパフォーマンスを見せました。
会場となった幕張イベントホールには、約400着もの過去の衣装や、グループの原点となった「秋葉原ディアステージ」のシャッターまでもが展示されました。
リーダーの相沢梨紗はみんな、今日は一緒に最強の、最高の、宇宙一のでんぱ組.incになろうぜー!
と、最後まで笑顔を絶やしませんでした。
でも、なぜ今このタイミングで、でんぱ組.incは活動を終えることを選んだのでしょうか?
なぜ今、活動終了を決めたのか
実は、この決断の裏には、メンバーたちの深い考えがありました。唯一の結成メンバーである古川未鈴は、子育てをしながらのアイドル活動の難しさを率直に語っています。
結婚して子供産んでもやれるアイドルのあり方みたいなのはひとつ残せたかな、叶えられたかなと思った
という言葉からは、新しい可能性を示した誇りと、次のステージへの覚悟が感じられます。
プロデューサーのもふくちゃんも、メンバー間の年齢差や、新旧メンバーの価値観の違いについて言及。でんぱ組.incならではの個性的なカラーを守るため、このタイミングでの終了を選んだと説明しています。
では、16年という長い歴史の中で、でんぱ組.incはどんな軌跡を残してきたのでしょうか?
16年間の軌跡:秋葉原から始まった物語
、秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」から始まったでんぱ組.inc。コアなオタクの集まりから、日本武道館公演を成功させるまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
そんな歴史の中で、最も印象的な出来事の一つが、今回のラストライブで実現したある再会でした。
最上もが、8年越しの"卒業"
ラストライブ1日目、会場が最も沸いた瞬間。それは、に脱退した最上もがのサプライズ出演でした。
8年越しに卒業できました!
最上もがのSNSでの投稿は、多くのファンの涙を誘いました。「卒業」という言葉を使わずに去ったメンバーが、8年の時を経て、finally"卒業"できたという言葉には、深い意味が込められていました。
このサプライズは、次の日の最終公演への期待をさらに高めることになります。では、ファイナルステージはどんな感動を届けたのでしょうか?
ラストライブレポート:涙と笑顔の3時間
ステージに立つ7人のメンバーの背後には、16年分の思い出が展示されていました。約400着の衣装の数々は、まるでグループの歴史を物語る美術館のよう。
客席の通路を練り歩くメンバーたち。ファンとの距離が近いパフォーマンスは、でんぱ組.incらしさそのものでした。
特に印象的だったのは、新曲「W.W.D ENDING」。この曲には、どんな想いが込められていたのでしょうか?
新曲「W.W.D ENDING」に込めた想い
「W.W.D」シリーズは、でんぱ組.incの歴史の中でも特別な存在。今回の新曲は、過去のメロディや歌詞をサンプリングしながら、現在のメンバー7人の想いを込めて作られました。
古川未鈴は今の7人で『W.W.D』を歌う意味がすごくある
と語り、この曲がグループの集大成となることを示唆しました。
では、これからのでんぱ組.incは、どうなっていくのでしょうか?
これからのでんぱ組.inc:再結成の可能性
もふくちゃんはちゃんと解散すれば、どこかでまた一夜限りの再結成とか、そんなのいくらでもできる
と、未来への希望を語っています。
古川未鈴もドリームモーニング娘。みたいな感じで、たまに歌って踊りたい
と笑顔で話していました。