- クリスマスチキン、実は日本だけの文化だった!
- 意外と知らない?日本のクリスマスチキン誕生秘話
- 世界のクリスマス料理と比べてみた
- 2024年最新!クリスマスチキンの賢い選び方
- まとめ:チキンに込められた日本人の願い
「え!予約締め切り過ぎてる!?」
毎年12月、SNSで見かけるこんな叫び声。クリスマスチキンを巡る攻防が、今年も始まっています。
でも、よく考えてみませんか?
なぜ私たち日本人は、クリスマスにチキンを食べるようになったのでしょう?
実は、この「当たり前」が世界では珍しい習慣なんです。
クリスマスチキン、実は日本だけの文化だった!
ウェザーニュースの最新調査によると、なんと81.4%の日本人が「クリスマスにチキンを食べる」または「食べたことがある」と回答しています。
でも、アメリカ人にこの話をすると、ちょっと不思議そうな顔をされるかもしれません。
「クリスマスにファストフードのチキン?」って。
そう、クリスマスにチキンを食べる習慣は、世界でも日本独特の文化なんです。
アメリカではターキー(七面鳥)、フランスではガチョウ、イタリアでは子羊のロースト…。
国によって、伝統的なクリスマス料理は様々です。
では、なぜ日本だけがチキンなのでしょうか?
その謎を解くカギは、戦後の日本人の夢とロマンにありました。
意外と知らない?日本のクリスマスチキン誕生秘話
、まだ物資が豊かではなかった日本。
当時の子どもたちは、アメリカ兵が配るお菓子を心待ちにしていました。
特に12月になると、より豪華なお菓子がもらえる。
その特別な期待感が、今日のクリスマス文化の始まりだったと言われています。
実は、KFCのクリスマスキャンペーンが始まる前から、日本ではすでにクリスマスにローストチキンを食べる習慣があったそうです。
歳時記×食文化研究所の北野智子さんによれば、半ばにブロイラーの生産・普及が本格化してから、徐々にこの習慣が広まっていったとのこと。
そして、KFCが「クリスマスにはケンタッキー」というキャンペーンを開始。
これが大きな転換点となりました。
世界のクリスマス料理と比べてみた
では、他の国ではどんなごちそうを食べているのでしょうか?
アメリカでは、伝統的にターキーの丸焼きを食べます。
でも最近は、11月の感謝祭でもターキーを食べるため、クリスマスは別のメニューを選ぶ家庭も増えているそうです。
フランスでは、フォアグラやブッシュ・ド・ノエル(切り株型のケーキ)が定番。
イギリスは、ターキーにクランベリーソース、ミンスパイ(ドライフルーツ入りのパイ)という組み合わせが伝統的です。
2024年最新!クリスマスチキンの賢い選び方
近年は、「チキン難民」を救うように、様々な店舗がクリスマスチキンを提供しています。
コンビニでは、ファミリーマートのプレミアムチキンが人気。
フレッシュネスバーガーもからクリスマスチキンの販売を始め、選択肢は年々広がっています。