え、テレビが壊れた!?
これ、本当に〇〇のアニメ!?
普段は何気なく見ているアニメのオープニングやエンディング。でも、たまに見たことのない特別なバージョンに出会うことってありますよね。
実は最近、国民的アニメで驚くような特殊演出が行われていたって知っていましたか?
今回は、視聴者を震撼させた伝説の放送回を、放送された順番に振り返っていきます。
『ちびまる子ちゃん』で起きた"呪いの歌"事件の真相
、日曜の夕方。いつも通り『ちびまる子ちゃん』を見ていた視聴者が目を疑う出来事が起きました。
この日は「まる子、フォークコンサートへ行く」というエピソード。シンガーソングライターの山崎ハコさんが本人役で登場し、『ヨコハマ』という曲を歌うという、ほのぼのとした内容でした。
ところが、本編が終わった後...。
なんと、エンディングで流れたのは、山崎さんの『呪い』という曲。釘で藁人形を打つという、ちょっと怖い内容の歌詞に、物寂しいメロディ。さらに映像はモノクロで、水面が映し出される不思議な演出でした。
でも、普段は明るい『ちびまる子ちゃん』で、こんな怖い感じの演出をするなんて...視聴者はこれ、本当にまる子!?
と驚いたそうです。
このように、国民的な日常系アニメでも、時には意外な展開があるんですね。
では次は、もともとシリアスな展開で知られるアニメでは、どんな特殊演出が行われたのでしょうか?
『進撃の巨人』で起きた"放送事故"級の演出とは
からまで、10年にわたって放送された『進撃の巨人』。
その中でも特に話題になったのが、Season3の第49話「奪還作戦の夜」のエンディングです。
この回では、調査兵団がウォール・マリアの奪還作戦に向かうという重要な場面。本編が終わり、いつも通りエンディングが流れ始めました。
ところが突然、画面が止まり...。
映像が大きく乱れ、逆再生のような不思議な音声。キャラクターのセリフが切り取られて聞こえてきます。そして、過去の場面が早送りのように流れた後、これから起こる出来事を予感させるような映像が...。
当時、リアルタイムで見ていた視聴者からは本当にテレビが壊れたと思った!
怖すぎる
という声が上がったそうです。
このように、シリアスなアニメでも、視聴者の予想を超える演出があったんですね。
では最後に、こんな特殊演出をギャグに変えてしまったアニメをご紹介します。果たして、どんな展開だったのでしょうか?
『銀魂』流・特殊OPのパロディーが面白すぎる
ギャグアニメの王道『銀魂』。放送の第224話「青と赤のエクスタシー」で、面白い演出を見せてくれました。
いつも通り始まったオープニング『桃源郷エイリアン』。最後の場面で、主人公の銀時たちが万事屋の前に集まるはずが...。
なんと、銀時のバイクが愛犬の定春と衝突!
「なんでオープニングのキメでコケちゃうんですか」という新八のツッコミに、銀時は「仕方ないだろ、23回も同じことやってりゃミスするときもあるだろ」と答えます。
さらに神楽が「オープニングって使い回しじゃなかったアルな」と言うと、新八が「そこは言わないお約束だよ」とツッコむ
という、『銀魂』らしい破壊的な展開になりました。