「3時間前の投稿」「2日前の投稿」 - 最近、あなたのX(旧Twitter)アプリでこんな表示を見かけていませんか?
、Xがアプリでの投稿日時表示を突如廃止し、投稿からの経過時間のみを表示する仕様に変更しました。
この変更により、多くのユーザーが困惑しているようです。
なぜこのタイミングで変更されたのか、私たちの情報収集にどんな影響があるのか、詳しく見ていきましょう。
具体的に何が変わったの?
今回の変更で、iOSアプリでは以下の点が変更されました:
- 投稿の具体的な日時(例:2024年12月5日19:27)が非表示に
- 代わりに「〇時間前」「〇日前」という表示のみに
- ブラウザ版では現時点で従来通りの表示を維持
特に注目すべきは、この変更がアプリ版のみで実施されている点です。
現時点でブラウザ版では、従来通り具体的な投稿日時を確認できます。
このように仕様が変わった背景には、どのような意図があるのでしょうか?
次のセクションで詳しく見ていきましょう。
変更による影響と懸念点
この変更について、ユーザーからは主に以下のような懸念の声が上がっています:
1. 情報の信頼性確認が困難に
- 過去の投稿が現在の出来事のように見える可能性
- デマや誤情報の検証が難しくなる
2. 時間感覚のずれ
- 「54週前」という表示を見て、具体的な時期が分かりにくい
- 日本のユーザーになじみが薄い表示方法
3. 実務での影響
- 災害情報や重要なお知らせの時系列把握が困難に
- 開示請求や証拠保全の際の時刻特定が複雑に
このように、単なる表示の変更に見えて、実は大きな影響をもたらす可能性がある変更なのです。
では、これらの問題にどう対処すればいいのでしょうか?
具体的な対処方法
現時点で利用できる主な対策をご紹介します:
1. ブラウザ版の活用
- 重要な情報確認時はブラウザ版を使用
- 具体的な投稿日時の確認が必要な場合はPCやスマホのブラウザからアクセス
2. 投稿URLの活用
- 投稿のURLには投稿日時情報が含まれている場合がある
- 重要な投稿はURLを保存しておく
3. スクリーンショットの活用
- 重要な情報はブラウザ版で表示して画面キャプチャを保存
- 日時情報を含めた状態で保存することで、後から確認可能に
今後の展開と注意点
この変更について、X社からの正式な説明は現時点では限定的です。
ただし、以下の点は確認されています:
- ブラウザ版は当面現状維持の見込み
- アプリ版の仕様は今後も変更される可能性あり
- サードパーティ製アプリへの影響は未定
今後も変更が続く可能性があるため、重要な情報は複数の方法で確認・保存しておくことをおすすめします。