毎日何気なく通る駅の地下通路。
もし、そこで永遠に同じ場所をループし続けることになったら──。
全世界140万ダウンロード突破の伝説的ホラーゲーム『8番出口』が、ついに実写映画化されることが決定しました。
の公開に向けて、すでに撮影も進行中とのことです。
社会現象となった『8番出口』とは?
、一人のインディーゲーム開発者によって生み出された『8番出口』。
発売からわずか1年で驚異的な140万ダウンロードを達成し、YouTube上での関連動画は総再生回数1億回を突破するという社会現象に発展しました。
開発者のKOTAKE CREATE氏が、たった一人で制作したこのゲーム。
日本の駅でよく見かける地下通路が舞台という身近な設定が、多くのプレイヤーの心をつかんだと言われています。
私たちの日常にある風景が、ゲームの中では不気味な迷宮へと姿を変えるんです。
では、なぜこれほどまでに人々を魅了したのでしょうか?
その秘密は、誰もが体験したことのある"違和感"にありました。
シンプルで奥深い!異変探しの仕組み
ゲームの目的は、無限にループする地下通路から「8番出口」を目指して脱出すること。
でも、そう簡単には行きません。
通路には「異変」が隠されていて、それを見つけたら引き返し、見つからなければ進む──というシンプルなルール。
でも、一つでも異変を見逃すと「0番出口」(スタート地点)まで戻されてしまいます。
プレイヤーは以下の4つの案内に従って進むことになります:
- 「異変を見逃さないこと」
- 「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」
- 「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」
- 「8番出口から、外に出ること」
何度も通る同じ通路。
スーツ姿の男性とすれ違うたび、何かがおかしいと感じる──。
そんな日常的な違和感が、ゲームの恐怖を際立たせているんです。
このシンプルなのに奥が深いゲーム性が、これから思いもよらない進化を遂げることになります。
どんな変化を遂げるのか、一緒に見ていきましょう。
2025年、スクリーンで体験する無限ループの恐怖
東宝による映画化発表と同時に公開された特報映像では、ゲームさながらの地下通路が再現されています。
左の壁には6枚のポスターと防犯カメラ作動中の看板。
右の壁には禁煙の看板と3つの扉、そして屋内消火栓。
天井には黄色く光る「↑出口8」の看板──。
ゲームのファンなら誰もが知っているこの光景が、実写で完璧に再現されているんです。
開発者のKOTAKE CREATE氏も撮影現場を見学し、あの地下通路やおじさんが目の前に存在していて本当に凄かったです!
と興奮気味にコメント。
「ストーリーが無いゲームをどう映画にするのか」という不安も、実際の映像を見て払拭されたようです。